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2015年7月15日 (水)

胆管がん

先日、こんなニュースがありました。

任天堂の岩田聡社長が死去 55歳、胆管腫瘍で WiiやDS開発を先導

http://www.sankei.com/west/news/150713/wst1507130017-n1.html

 任天堂社長の岩田聡(いわた・さとる)氏が11日、胆管腫瘍のため京都市内の病院で死去した。55歳。通夜は16日午後6時、葬儀・告別式は17日午後1時、京都市左京区岡崎天王町26、岡崎別院で。葬儀委員長は竹田玄洋任天堂専務、喪主は妻、佳代子(かよこ)さん。

 任天堂によると、数日前から体調を崩して入院。容体が急変したという。

 タッチパネル式のディスプレーを採用した携帯型ゲーム機「ニンテンドーDS」や、リモコン式コントローラーで操作する据え置き型ゲーム機「Wii(ウィー)」など革新的なヒット商品を次々と生み出し、任天堂の成長を牽引した。

 昨年6月に胆管腫瘍の手術を受けたことを公表。手術後の療養のため株主総会を欠席した。しかし、8月ごろには復帰し、その後の記者会見などでは元気な姿を見せていた。今年6月26日の株主総会でも議長として株主からの質問に答えていた。

 岩田氏は北海道出身。東京工業大を卒業後、昭和57年にゲームソフト開発のハル研究所に入社。人気ソフトの開発を担当し、平成5年から社長を務めた。


ネットで以前の写真など拝見しましたが、かなりふくよかだったのが激痩せして、その後お亡くなりになったようです。

死因は「胆管腫瘍」だそうです。おそらく「胆管がん」だったのでしょう。

治療の詳細が明かされていませんが、おそらくは即手術、その後化学療法、という流れだったのではないでしょうか。

日本のがん治療の問題点は、普通に病院に行って「がん」と診断されると、その後、どれだけ生存率が低い治療法でも医師の指導のもと粛々と行われてしまうところにあります。

この方、結婚して奥様もいらっしゃったのに、本当にゲームがお好きな方だったのでしょうね。いつもゲームのことで頭がいっぱいで、自分の治療に関して疑問を持ってベストセラー本を手にする、などということは無かったのでしょう。

ところで

「胆管腫瘍」を「胆管がん」と書き換えてみて、思い出した事があります。

胆管がん問題、被害者全員と和解 大阪の印刷会社

日本経済新聞2014年10月22日
大阪市の印刷会社「サンヨー・シーワィピー」の元従業員ら17人が胆管がんを発症し、うち9人が死亡した問題で、同社は22日、大阪市内で記者会見し、全ての生存患者や遺族と和解が成立したと発表した。それぞれ1千万円超の補償金を支払うほか、再発防止に向け安全対策を講じることを和解内容に盛り込んだ。
 和解は9月25日付。辞任した山村徳唯前社長(68)は「胆管がんを多数発症させ、大変申し訳なく思う」と謝罪。業務で扱う有機溶剤が発症原因とされた経緯から、化学物質の安全性について専門家に調査を依頼する体制も整える。
 問題は2012年5月に発覚。大阪区検が今月16日、産業医の選任を怠るなど衛生管理体制に不備があったとして、法人としての同社と山村前社長を労働安全衛生法違反罪で略式起訴し、同社によるとそれぞれ罰金50万円の略式命令を受けた。

胆管がん原因?物質の発がん性を認定 国際がん研究機関

朝日新聞医療サイト2014年7月12日
 大阪市の印刷会社の従業員らに胆管がんの患者が相次いだ問題で、世界保健機関の国際がん研究機関(IARC)は12日までに、印刷機の洗浄用に利用され、原因物質と推定されている化学物質「1、2ジクロロプロパン」を「発がん性がある」(グループ1)と認定した。五つの分類で確実度が最も高い。危険性が世界的に認められ、規制などの対策が進みそうだ。
 IARCはこれまで、1、2ジクロロプロパンについて発がん性物質かどうか分類できない「グループ3」にしていた。専門家らは今回、日本での発症例などを検討し、科学的な根拠は十分と判断した。
 また、やはり原因物質と疑われている「ジクロロメタン」は、これまでの「グループ2B」(発がん性をもつ可能性がある)から「2A」(おそらく発がん性がある)に引き上げた。
 この問題をめぐっては、大阪市の「SANYO(サンヨー)―CYP(シーワィピー)」など全国の印刷職場で従業員らに胆管がんが続出。印刷機の洗浄剤に含まれる化学物質に高濃度でさらされたのが原因として、これまでに32人が労災と認定されている。

1,2-ジクロロプロパンを特定化学物質として規制

厚生労働省平成25年7月30日
胆管がん事案の原因物質の1つとして考えられる1,2-ジクロロプロパンについて、労働者の健康障害防止に関するリスク評価の結果に基づき、発がんのおそれのある物質として特定化学物質障害予防規則の措置対象物質に追加します。 これにより、1,2-ジクロロプロパンを用いる洗浄や拭き取りの業務に当たっては、化学物質の発散を抑制するための設備の設置、作業環境測定の実施、特殊健康診断の実施、作業主任者の選任、作業の記録等を30年保存することなどが義務付けられます。

そうそう、こういうニュースがありました。

1,2-ジクロロプロパン。そんなに入手が大変なものでもなさそうです。

もし、この物質を入手して、ある人物に継続的に与えたとしたら…?

例えば、毎朝飲むコーヒーに混ぜておく。

飲み屋にキープしてるボトルに入れる。

或いは食事に。

そうすればかなりの確率で、5年生存率が50%に満たないこの病気を発症させることが出来る、ってことになりますね。

こわぁ…。


岩田社長のご冥福をお祈りいたします。

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Sage's Link List

  • がん対策推進基本計画
    厚生労働省が平成24年に発表したもの。これによると、治療せずに様子を見る「経過観察」はしちゃダメ!なのかな?なんで?w
  • 国立がん研究センター
    食事療法については何も載っていません。アルコール摂取を控えましょう、肥満に注意しましょう、ぐらい。

Sage's Music List

  • サラ・ブライトマン: 神々のシンフォニー
    日本盤のみボーナストラック追加。
  • 3/8にリマスター発売。
    Pink Floyd: 狂気
    まさに「狂気の沙汰」ですね。
  • Walk This Way
    RUN D.M.C.:
    エアロスミスとのコラボ。
  • Somewhere I Belong
    LINKIN PARK: METEORA
    あるプログラムでの使用曲。
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