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2015年12月 9日 (水)

がんと湯治

先日、近所の温泉地に出かけたついでに日帰り入浴をしてきました。

観光して、素朴で美味しいもの食べて、露天風呂。すっかりリラックスしてしまいまして、体にも良さそうです。


がんは熱に弱く、体温が上がると回復しやすいそうで、しばらく露天風呂で温まってきました。



ところで、がんの治療法に重層を使うものがあるそうです。

詳しくは知らないので試してはいないのですが、効果はありそうです。

湯治と言えば、昔はお湯に入るだけでなく、温泉のお湯を飲用したりもしていました。


何時の頃からでしょうか?飲用が禁止されたのは。

先日の温泉はアルカリ泉。重曹のような効果が期待できるかもしれません。

しかし現在は飲用は禁止。しかも循環型、消毒のため塩素を添加。これでは効果も半減です。

レジオネラ菌だか何かがきっかけでの規制だったような気がしますが…本当に規制する必要があったのかどうか、若干疑問が残ります。

2015年12月 2日 (水)

フィットネスについて

先日、日本相撲協会の北の湖理事長が、大腸がんでお亡くなりになりました。享年62歳。

11/18の「がんと運動」エントリで「プロスポーツ選手は短命であるという説がある」と書いたばかりでしたが、奇しくもその説を実証してしまう形になりました。改めてご冥福をお祈りいたします。
さて、今回は「フィットネス」という概念についてのお話。

「fitness」という単語は「fit」(適した、ふさわしい、合う、などの意味。英スラングではかわいい、イケてる、などの意味も)から派生した単語で、「その人に合った身体状態」転じて「健康な状態」のことをいいます。
アメリカスポーツ医学会の『運動処方の指針』によると、"health related physical fitness" すなわち、健康に関連するphysical fitnessは、体組成(体脂肪率)、心肺機能、筋力・筋持久力、柔軟性をいう、とのことであるそうです。よって、"health related physical fitness" を高めることも、「フィットネス」と呼ばれることになるとWikipediaには書いてありました。

1980年代頃、ジェーン・フォンダがエアロビクスをメディアで宣伝しましたが、この頃から特に言われるようになりました。

そしてあちこちに出来たのが「フィットネスクラブ」です。

フィットネスクラブには多くの場合、水泳用プール・筋力トレーニングジム・グループエクササイズ用スタジオが備えられています。見学に行くと、マシンで筋力トレーニングをする人、トレッドミルで走る人、スタジオでエアロビクスなどをする方々、プールで行われる泳法指導やアクアビクスを受ける方々の姿を目にします。

皆さんお元気そうです。スタッフの方々も元気でハツラツとしていて、通うだけで健康になりそうです。

しかし、果たして本当にそうでしょうか?

例えば筋力トレーニング。

あんなに大量のマシンは必要あるんでしょうか?

学生の頃、大学の体育館で筋トレのサークルに入っていたことがあります。

そこでいろいろやってみましたが、バーベルでのエクササイズは効果を実感するのですが、マシンの方はいまひとつ。

本を読むと、バーベルやダンベルなどのフリーウェイトの方が、軌道を自分でコントロールする必要があるのでより効果がある、と書いてありました。

しかし、フィットネスクラブにはフリーウェイトはあまり置いてありません。置いてあっても、使用法やガイドなど明示したりはしていません。何故でしょうか?

筋トレ器具のメーカーが困るからです。

皆が皆、フリーウェイトの扱いに慣れてしまうと、ペットボトルでも米袋でも、変わったところでは赤ん坊でも、ウェイトにしてトレーニング出来てしまうのです。だから、フリーウェイトはあまり置かないのです。一応「落としたりしたら危ないから」ってことにしてるようですが。
そしてトレッドミル。ランニングマシンとも呼ばれるアレです。実際には地面を歩いたり走ったりする方がいいのです。何故なら、トレッドミルはベルトコンベアのように機械が動いているだけなので、前に進むための推進力がなくても、垂直方向にジャンプしているだけでいいのです。なので、トレッドミルでは30分や1時間走っていられても、実際に走ってみるとすぐに疲れてしまうというような人もいるそうです。私も一時期そうでした。今は違いますが。

スタジオでは、エアロビクスやストレッチ、ZUMBAやLesMillsプログラムなどのプレコリオプログラム、HIPHOP、ベリーダンス、フラダンス、太極拳、ヨガ、ピラティスなどなど、さまざまなグループプログラムが行われています。

中には「脂肪燃焼エアロ」と銘打ってるプログラムもあります。

しかし、本当にこれで「脂肪燃焼」するのでしょうか?

理論的には、有酸素運動すれば脂肪は減ります。

ですが、エアロビクスの参加者のみならず、エアロビクスのインストラクターさんの中にも、明らかに体脂肪率が高そうな方々が少なからずいらっしゃいます。

そして、いつもフリーウェイトゾーンで筋トレしてる人や、トレッドミルで走ってるだけの人の方が体脂肪が少なそうな外見だったりします。

何故でしょう?

脂肪燃焼エアロ等は、脂肪燃焼に効率的な心拍数(カルボーネン法)になるように、ある程度強度が抑えられています。

しかし効率がいいからといって、トータルでの運動量が少なければ、燃焼するものも少なくなります。また、長期間継続すると、身体の方が脂肪を減らさないよう働き、脂肪燃焼効率が悪くなるという説があります。

逆に、筋力トレーニングメインで、有酸素運動を殆どしないボディビルダーなどの体脂肪率は数%、1桁しかないことがよくあります。これは筋肉が脂肪を燃焼するので筋肉が多い方が脂肪が減り易いということと、高重量を扱う筋力トレーニングの場合、自分の脂肪もウェイトになるのでそれを減らすべく身体が働くのだという説があります。
では、ヨガ・ピラティスなどはどうでしょうか?

ヨガはインド五千年の歴史の中で培われた健康法で、骨の歪みを自分の筋肉を使って直し、内臓などもあるべきところに納め、血液やリンパの流れを良くして健康を維持する、というものです。実際私も、子宮筋腫の痛みは骨盤周辺を調整することで改善しました。また、乳がん発覚のきっかけは、二の腕を伸ばすアサナをしていた時にリンパに転移した腫瘍が引っ張られ、痛みを感じたことです。簡単なストレッチではなく、ヨガのやり方でしっかりと腕を伸ばしたことで気付いたのです。他にも効果は実感しています。

しかし、フィットネスクラブで行われているヨガの多くは、アメリカナイズされた「フィットネスヨガ」です。本来、骨格の歪みを直すべきものなのですが、何故か骨格はあまり重要視されず筋肉を伸ばしたり、筋肉に力を入れたり、と、「ストレッチ&筋トレ」のようなものになっており、整体的要素が排除されています。また、地味なアサナの継続で少しずつ歪みをとるのではなく、いきなりナタラージャアサナのような難易度の高いものをやったりします。チャレンジすること自体は否定しませんが、殆どの人は効果のある形では行えません。難易度の高いアサナの中には大道芸のようにも見えるものがありますから、そういうものをインストラクターが見せることで集客する、という部分もあるようです。


ピラティスはもともとは、傷痍軍人のためのリハビリプログラムです。ニューヨークでブロードウェイのダンサー達が、動きがきれいになるということで取り入れ始め、ブームになりました。しかし一般の人にはどうでしょうか?あまり効果があるとは思えません。軍人やダンサーなど、もともと大筋群をしっかり使っていた方々だから小さな筋肉を鍛えることも可能だったわけで、運動不足な一般人は全身運動から始める方が良さそうです。

太極拳は、拳法の型をゆっくりと行うものです。スロートレーニングにもなり、速く動かせば拳法のトレーニングにもなるすぐれものです。中国では朝、公園などでお年寄りがやっていることが多いそうですが、高齢者には強度の高い運動はあまり良くない、ということを中国の人々は四千年の歴史の中で学んできたのだと思います。その八十分の一ほどの経験しかない私もようやく気付きましたがw ですが、私の見た限りでは、フィットネスクラブでの指導法は「型」の意味は説明せず、ただ動きのみ(手を前へ、とか横へ、とか)の指導だけでしたので受けていません。まともな指導者に巡り合えれば始めるかもしれません。


フラダンス、フラメンコ、ベリーダンスなどのダンスはお好きな方がおやりになればいいと思います。しかし、これらについてもこれらのダンスの歴史やら背景やらはあまり指導しないようです。ベリーダンスなども、本来は中東の踊りなのですが、アメリカのナイトクラブで中東系の方々が踊っていたものがアメリカ人ダンサー達やフィットネス業界を経て日本に入ってきたようです。フィットネスクラブのプログラム紹介などを見ても、何も書かれていません。

何故か、日本の踊りである「日本舞踊」はフィットネスクラブのプログラムにありません。格闘系もそうです。幼児向けの空手教室を開いているところがたまにあるぐらい。その空手にもいろいろと流派はありますが。
水泳に関しては、オリンピック種目に関しての泳法指導は普通に行われています。しかし、日本古来の泳法の指導クラスは殆どありません。水難救助の際には、オリンピック4泳法よりも古式泳法の方が役に立つ、といわれていますが、「横泳ぎ」の泳法指導すらありません。


オリンピックにも、競泳以外にもシンクロナイズドスイミングや水球などもあり、これらには古式泳法が使われるのにもかかわらず、一般人には教えようとしないのです。

しかも競泳でも、かつて古式泳法でオリンピックのリレーに参加し、メダル受賞した方もいらっしゃるんですけど、スタッフもそういうことはろくに知りません。体育系の学校でもあまり教えないのでしょう。

とにかく、「古来から続くもの」を破壊し、新たに作った「まがいもの」を教える。それがフィットネスクラブというところです。
そしてその極みが「栄養指導」です。

例えば、スポーツドリンク。フィットネスクラブの自動販売機で売っている大手メーカーのスポーツドリンクは、砂糖と添加物を水に溶かしただけのようなもの。果汁すら入っておらず、原価はかなり低い筈ですがかなり高いですよね。しかも砂糖ではなく人工甘味料が入っているものもありますが、それらはかなり危険な物質だそうです。その危険性を知ってからは、私はスポーツドリンクは梅酢や果物などから自作するようにしました。

そしてプロテイン。筋肉の増強に必要なんだそうです。本当に必要なんでしょうか?肉や魚を食べた上で筋力トレーニングを行っているにもかかわらず筋肉がつかない、というのであれば、トレーニング方法が間違っているか、食べる量やタイミング、調理法が良くないか、消化器官の働きが落ちてないか、だとしたらその原因は、など、いろいろ考慮すべき点があります。プロテイン飲んでドーピングすれば確かに筋肉はつくかもしれませんが、それらは発がん物質であったり毒であったり、のちのち身体が大変なことになるのは間違いありません。

実際私も、アミノ酸飲料に頼りすぎて失敗しました。

フィットネス業界は、もともと勉強は苦手だけど体動かすのは好き、という人々が多く働いています。なのでなかなかこういうカラクリに気付かず、業界団体の言うことを鵜呑みにしてそれをそのまま伝えている人が多いのが現状です。海外の業界団体に貢ぎ、国内の伝統的な技は無視。医療業界の自然療法・漢方療法の否定や、食事療法の否定と通じるところがあります。

なんで、ど素人の私がこんなことを書かねばいけないのか分かりませんが、医療業界と違ってほかに指摘する人はいないので、しばらくは指摘し続けなければならないようです。困ったもんですw

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Sage's Link List

  • がん対策推進基本計画
    厚生労働省が平成24年に発表したもの。これによると、治療せずに様子を見る「経過観察」はしちゃダメ!なのかな?なんで?w
  • 国立がん研究センター
    食事療法については何も載っていません。アルコール摂取を控えましょう、肥満に注意しましょう、ぐらい。

Sage's Music List

  • サラ・ブライトマン: 神々のシンフォニー
    日本盤のみボーナストラック追加。
  • 3/8にリマスター発売。
    Pink Floyd: 狂気
    まさに「狂気の沙汰」ですね。
  • Walk This Way
    RUN D.M.C.:
    エアロスミスとのコラボ。
  • Somewhere I Belong
    LINKIN PARK: METEORA
    あるプログラムでの使用曲。
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