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2018年1月13日 (土)

2018年になりました

遅ればせながら、明けましておめでとうございます。


昨年は大変な一年でした。


一昨年の秋に鼠径ヘルニアで入院、手術。

入院中に激痩せしたおかげで予後が悪く、年明けぐらいから乳がんが悪化。

頑張ってリハビリするものの、食事をうまく消化吸収できず冷えがものすごく、筋力も落ちて五十肩で腕が上がらなくなり、腫瘍が大きくなり皮膚浸潤、いわゆる「花咲き乳がん」になり浸み出してくる体液をいかに抑えるか、の試行錯誤。

自然療法は意外と効果が弱く、漢方薬も善し悪しあるのだな、と教えられました。

特に、ネットでも専門家からでも、得た情報を鵜呑みにしないこと!

例えば、「花咲き乳がん」から出血があった場合、「悪い血だから出るのはむしろいいこと。全部出し切ったら治る」みたいなことが書いてあるサイトがあります。

これ、要注意です。

本当にそれで治るのか?と、乳がん関連の自然療法系ブログを見てると、何年も全く更新されてない、或いは「ブログ主は亡くなりました」とご挨拶文が載っているものが幾つか見受けられました。

実は亡くなってる人が多い…?

よくよく調べてみると、出血は「動脈浸潤」、つまりがん細胞が動脈を破って、そこから出てきている可能性もあるのです。

出血性のショックで救急搬送されたり、お亡くなりになってる方々もいらっしゃる、と。

これは、西洋医学系の論文などで知りました。

しかし。そうとは分かったものの。出血を止める方法が、自然療法では見当たらない。

医師に相談したところ、勧められたのが「モーズ軟膏」でした。

Mohsペーストが著効した局所進行乳癌の1例
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjcs/37/6/37_1096/_pdf

調べてみて、これなら受けてみてもいいかも、と思い、施術を受けました。

私の場合、「著効した」とまではいきませんが、腫瘍がかなり小さくなったこと、出血が止まったことは大きな成果でした。

西洋医学も捨てたもんじゃないですね。


では、漢方薬はどうかと言いますと。

がん患者に処方される漢方薬として、有名なものに「補中益気湯(ほちゅうえっきとう)」「十全大補湯(じゅうぜんたいほとう)」があります。

最後の部分、「湯」が「丸」になってる場合は、形状が丸薬というだけで、有効成分は同じです。

この二つの薬に共通している生薬に「黄耆(おうぎ)」があります。

これは単体でもがんの治療に用いられるそうです。

ところが

この黄耆(おうぎ)、実はイソフラボンを含んでおります。

参考

なので、ホルモン感受性のある乳がんにはむしろ逆効果なのです。

知らずに売っている漢方薬屋さん、もしかしたら結構いるのではないでしょうか?


ここまで読んで、「やっぱり西洋医学の方が優れてるじゃないか」と呟いたそこのあなた。

私の乳がんがここまで悪化したのも、西洋医学のせいなんです。


まず最初に、抗がん剤の点滴でひどい副作用が出ました。

三週間で体重が60kg→50kgに落ちても、医師は方針を変えようとはしませんでした(ガイドライン違反らしい)。

そしてヘルニア入院時の激痩せ。この時は55kg→49kgまで落ちました。

がん患者が「がんそのもの」で亡くなる場合、がんに栄養分を取られて激痩せ(サルコペニア)し、悪液質(カヘキシア)に陥る場合が多いようです。

というわけで、肥満傾向にはないがん患者を「痩せさせてはいけない」はずなんです。

食欲もない、消化機能も弱ってる、そういう状態の人間に断食を勧める代替療法家もいて、それもまた困ったもんだと思いますが…。それはさておき。


上記の「モーズ軟膏(モーズ・ペーストとも呼ばれる)」、発明者のモーズ医師が動物実験を経て最初に人間に応用したのが1936年。今から80年以上も前の話です。

ところが日本で使われ出したのはつい最近の話。論文等検索すると2010年以降のものばかりです。

どうも、日本では原料の亜鉛華だか何だかが手に入らないとかで、長い間使えなかったみたいです。

がん治療にかかわるものって、治療法が発見されたのはかなり古いのに、今までろくに検証されてこなかったものが多いですよね。ビタミンC点滴とかアミグダリンとか。


丸山ワクチンもそう。今頃になって臨床試験やってるらしいです。


一方、漢方薬…というより中医学は、西洋医学の手法を取り入れて、随分と進んできています。

中国では検診も普及しておらず日本のような健康保険制度もないので、がん患者の多くは末期になってから病院に行きます。しかも、お金がないので高価な抗がん剤はなかなか使えません。

しかし、死亡率などは日本とそれほど変わらないのだそうです。漢方を利用してるから。

有名ところでは「天仙液」というものがあります。栄養ドリンクのような形で売っています。

中国やアジア諸国では認められているこの薬、日本では認可されていません。だからサプリメント扱いでとても高価です。

他にもいろいろな生薬があります。現在お試し中です。


ところが、日本ではまだまだ最近の中医学を取り入れようという気配はありません。

高価な上に有効率がそれほど高いわけでもなく、副作用もある免疫チェックポイント阻害剤を「夢の薬」のように崇め奉って使っています。ステマなんでしょうか?


最近、WHOが伝統医療も取り入れるとの発表をしたそうです。

これを受けて日本のがん治療は変わるのか?しばらくはそのままでしょうが、医療関係者の意識は変わっていくかもしれませんね。


今年もよろしくお願いいたします。




















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  • がん対策推進基本計画
    厚生労働省が平成24年に発表したもの。これによると、治療せずに様子を見る「経過観察」はしちゃダメ!なのかな?なんで?w
  • 国立がん研究センター
    食事療法については何も載っていません。アルコール摂取を控えましょう、肥満に注意しましょう、ぐらい。

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  • サラ・ブライトマン: 神々のシンフォニー
    日本盤のみボーナストラック追加。
  • 3/8にリマスター発売。
    Pink Floyd: 狂気
    まさに「狂気の沙汰」ですね。
  • Walk This Way
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