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2018年3月11日 (日)

4年経過

今日は、3月11日です。

東日本大震災から、今日で7年になります。

と同時に、

今日は、私が乳がんの診断を受けてから4年になる、そういう日でもあります。

おかげさまで最近は体調も良く、5年生存率の上昇に貢献できそうです。


さて

去年、私のがんはER+でありエストロゲン感受性のあるタイプだと発覚し、アロマターゼ阻害剤によるホルモン治療を開始しました。

すると、副作用として膝の関節痛が強く出ました。(過去記事参照)

これは何を意味しているのか?少し調べてみました。


どうやら、膝の軟骨の再生には、エストロゲンも関わっているようです。

というより、さまざまな方法があるのですが、そのうちの一つにエストラジオール受容体による再生があります。

閉経後はエストロゲンが減少するため、更年期の女性には変形性膝関節症が多いと言われています。

アロマターゼ阻害剤は脂肪からのエストロゲン合成を行うエストロゲン合成酵素アロマターゼの働きを阻害するので、アロマターゼ阻害剤の副作用として関節痛が出てくるわけです。

では、アロマターゼ阻害剤の服用者にもこうした副作用が強く出る患者とそうでない患者がいるのは何故でしょうか?

軟骨の再生には、トランスフォーム増殖因子β(TGF-β)というサイトカインも関わっているようです。これはがん細胞の増殖にも関わっております。

このTGF-βは、トランスフォーム増殖因子β受容体2(TGFBR2)という受容体により作用するのですが、このTGFBR2が少ないと、軟骨が再生されにくいようです。

そのため、アロマターゼがフル回転してエストロゲンを合成し、軟骨を再生する。

そういう体質の患者は、無再発生存率が低いのだそうです。


しかもこのTGFBR2、遺伝的に持たないマウスを作って実験に使ったりするようです。


ってことは、遺伝的要素で決まる?

ってことは…私は生まれながらの「乳がん体質」???



えええ…。

乳がんの専門家が「がん体質」の存在否定してたけど…?

Ueno_2

まぁ、いずれこのTGFBR2を増やす遺伝子治療なども開発されるかもしれません。

それまでは生活習慣を改善し、抗がん作用のある漢方薬や食事で乗り切ることにいたしましょう。







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  • がん対策推進基本計画
    厚生労働省が平成24年に発表したもの。これによると、治療せずに様子を見る「経過観察」はしちゃダメ!なのかな?なんで?w
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    食事療法については何も載っていません。アルコール摂取を控えましょう、肥満に注意しましょう、ぐらい。

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