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2018年6月21日 (木)

乳がんヨガ

先日、こんなイベントがあるのを発見しました。

【募集開始】乳がんヨガ指導者養成講座 つくば市

ほぉ。以前、ヨガとは言えないヨガセラピーの講師を務めた方が、今度は「指導者養成」ですと。

なーにやってんだか。

と思ったら。

乳がんヨガ」、大々的に宣伝してやってるんですね。

しかも、サイトでは「術後の回復にリハビリとしてのヨガを推進しています」とありますが、指導者養成講座へのリンクの画像には「乳がん患者さんにヨガを教えてみませんか」とあり、対象が「乳がん経験者」なのか「乳がん患者」なのかハッキリしません。

一応、サイトでの文章読む限りは対象は「乳がん経験者」のようです。おそらく医療広告ガイドライン対策でしょう。

どうやらこの「メディカルヨガ」。こちらの本を教科書にしているようです。

メディカルヨガ-ヨガの処方箋

中古品を買って読んでみました。amazonよりヤフオクが安かったのでブックオフヤフオク店からの購入です。

この本自体は、真面目な本です。ヨガの基本も書かれているし、各症例に応じた内容は医学的根拠を伴って書いてあります。食事のアドバイスもありますし、安全にも配慮しています。

しかし「乳がん」の章はありません。

あるのは「がん」の章。第12章です。

その章の最初のページ(p200)に、ある乳がん患者さんが「慢性病患者にヨガを教える正看護婦(原文ママ)」からヨガセラピーを受けることになるまでの経緯が記載されています。

手術後の、化学療法中に受け始めたのだそうです。

次のページには「ヨガができること」という項目があり、こう書かれています。

以下引用

-----

ヨガを通じ、がん患者は化学療法などの治療の期間やその後のストレスを和らげ、副作用を乗り切ることができるでしょう。がん治療を受けている人は通常、力強い動きのヨガは行いませんが、ヨガのポーズはそれぞれの身体の状態に合わせて調整できます。心身回復の姿勢と簡単な呼吸法(プラーナヤーマ)は活力を与え、なおかつ、リラックス効果があり、また身体に負担をかけることはほとんどありません。瞑想やイメージ・トレーニングには、深いリラックス効果があり、不安を和らげることができます。

-----

この後、瞑想、呼吸法などのについての記述が続きます。

注目すべきはここです。

>ヨガを通じ、がん患者は化学療法などの治療の期間やその後のストレスを和らげ、

化学療法を受けていることが前提のようです。

何故か?

以前書きましたね。乳がん患者が運動するとどうなるか。

実際、p202には「痛みがひどくなったとの否定的なコメントをした人がいました。」との記述があります。

科学的根拠としては、よくある「QOLの向上」と、p203で「悪性黒色腫患者の疲労感、抑うつ感、精神的混乱を大きく和らげ、がんと闘うナチュラルキラー細胞の働きを活発にすることがわかりました。」
とあるのみです。

6年後の追跡調査で、悪性黒色腫患者のうち認知行動療法(ヨガとは書かれていない)を受けた34人のうち死亡者は3名、比較対照群、つまり認知行動療法を受けなかった34人のうち死亡者は10名。
悪性黒色腫とは皮膚がんの一種で、メラノーマと呼ばれるものです。オプジーボが適用されることでご存知の方もいらっしゃるかもしれません。

ほくろのような黒いシミが特徴。紫外線曝露と機械的刺激が影響しているのではないかと考えられているようです。

NK細胞が増えたとはいえ、6年後の死亡率が1割弱。行わなかった場合と比べて確かに減ってはいます。

おそらく、紫外線曝露が多かった方がそれを減らし、認知行動療法を行うことで免疫が改善した、ということはあるのかもしれません。

ですが、機械的刺激でメラノーマ発症された方が、認知行動療法による機械的刺激で悪化された可能性はないのでしょうか?

さらには、確か、NK細胞はただ増やしただけでは効果なかったのではありませんでしたか?

呼吸法や「マインドフルネス瞑想法」による効果はあるでしょう。もしかしたら免疫チェックポイントを改善する方向にはたらくこともあるかも知れません。それならそれで、アサナを行う前にしっかり呼吸法や瞑想法を行っておくべきです。



何故なら、p212を見てください。



「スーダ・キャロリン・ランディーンはクリパル・ヨガの指導者で、三度にわたり乳がんを克服したのですが、手術後1週間はストレッチを控えることを勧めています。また、自らの経験から、控えめにヨガを楽しむことの重要性を述べています。」



この記述からは何ともいえませんが、おそらくこのスーダ・キャロリン・ランディーンは、ヨガの指導者として働きながら、乳がんが再発した経験を持っているのではないでしょうか。

だから、自分の経験から、ヨガは控えめにしなさいよ、とアドバイスしているのではないでしょうか。



メラノーマや内臓系のがんなど、ホルモンが関連しないがんも含めた「がんヨガ」ではなく、ホルモンの影響の大きい「乳がん」患者や経験者を対象とした「乳がんヨガ」。

大病院が率先して行うのも理解できます。何しろ抗がん剤やホルモン療法などとの併用必須ですからね。併用しなければ悪化します。間違いないです。



ちなみに、他にもいろんなヨガやってるらしいですが、「メディカルヨガ」の本に出てくる「うつ病」「不眠症」「糖尿病」「繊維筋痛症」などのクラスはないようですね。

「うつ対策ヨガ」なんて流行りそうですが…

何故やらないか?反西洋医学系の人ならピンとくるでしょう。



「向精神薬が売れなくなるから」



結局、こういうことです。あー疲れた。アイアンガーヨガの本に載ってたアサナでリラックスしよう。

機会があれば、「メディカルヨガ」と「アイアンガーヨガ」の違いも書くかも知れませんが、それは、問い合わせの返事が来てからですね。

2018年6月20日 (水)

がんミュージック

ワールドカップロシア大会。日本が2-1でコロンビアを破りました。

おめでとうございます。


昨夜はNHKの中継を見ておりましたが。

試合開始前、My chemical romance(マイ・ケミカル・ロマンス、略して「マイケミ」)というバンドの曲「Welcome to the black parade」が流れました。


はい、私の大好きな曲です。

この曲は「The  Black Parade」というアルバムに入っているのですが、Wikipediaによれば

>若くして癌を患った「the Patient (=病人、患者)」が一番強力な記憶 (=「The Black Parade」) を通して死を迎え、あの世でブラックパレードに参加しそこで自分の恐怖心や後悔と出会う。こうして旅の果てに主人公はもう一度生きたいと決心するという内容。

なのだそうです。

今の時代はGoogle検索で歌詞も教えてくれるんですね。

長いんですがコピペします。

When I was a young boy
My father took me into the city
To see a marching band

He said, son, when you grow up
Would you be the savior of the broken
The beaten, and the damned?

He said, will you defeat them
Your demons and all the non-believers?
The plans that they have made?

Because one day I'll leave you
A phantom to lead you in the summer
To join the black parade

When I was a young boy
My father took me into the city
To see a marching band

He said, son, when you grow up
You will be the savior of the broken
The beaten, and the damned?

Sometimes I get the feeling
She's watching over me
And other times I feel like I should go
And through it all
The rise and fall
The bodies in the streets
And when you're gone, we want you all to know

We'll carry on, we'll carry on
And though you're dead and gone, believe me
Your memory will carry on
We'll carry on
And in my heart I can't contain it
The anthem won't explain it

A world that sends you reeling
From decimated dreams
Your misery and hate will kill us all

So paint it black
And take it back
Let's shout it loud and clear
Defiant to the end
We hear the call
To carry on

We'll carry on
And though you're dead and gone, believe me
Your memory will carry on
We'll carry on
And though you're broken and defeated
Your weary widow marches

On and on, we carry through the fears
(Oh, oh, oh)
Disappointed faces of your peers
(Oh, oh, oh)
Take a look at me
'Cause I could not care at all

Do or die
You'll never make me
Because the world
Will never take my heart
You can try
You'll never break me
We wanna all
We want to play this part

Won't explain
Or say I'm sorry
I'm unashamed
I'm gonna show my scar
Give a cheer
For all the broken
Listen here
Because it's who we are

I'm just a man
I'm not a hero
Just a boy who had to sing this song
I'm just a man
I'm not a hero

I don't care

We'll carry on
We'll carry on
And though your dead and gone, believe me
Your memory will carry on
We'll carry on
And though you're broken and defeated
Your weary widow marches on

Do or die
You'll never make me
Because the world
Will never take my heart
You can try
You'll never break me
We wanna know
We want to play this part

Do or die (we'll carry on)
You'll never make me (we'll carry on)
Because the world (we'll carry on)
Will never take my heart
You can try
You'll never break me
We wanna all
We want to play this part (we'll carry on)



この歌詞を和訳してくれてるサイト動画もありますので、ご参考までに。

さて。

私実は、こういう英語苦手です。

高校、いや中学の頃から洋楽が好きで、歌詞の和訳試みてたんですが、さっぱり分からない。

規則だとかの決まりごとが書かれた文章はすぐ訳せるんですよ。テクニカルタームさえ理解できれば、きちんとした文法で書かれてるので、意味がすぐ分かる。

しかし歌詞だとか詩だとか小説だとか、省略があったり、take、have、makeなどどんな意味にも取れる動詞が多かったり、イディオムが多く使われてたり…。

なので私はむしろ文系進学はムリ、ということで理系に進んだ、ということもありまして…。こういう消去法で進路決めるとあまりいいことはありません。しかし実験が好きなので卒業研究は楽しかったです。あの時頑張ったおかげで今、英語の医学論文もざっとですが目を通すことが出来るようになりました。閑話休題。

ところでこの歌詞の意味。

私には、違って聞こえるんですよね。

まず、この歌の主人公、というか、一人称を使っている人物。

本当に、「the Patient」なのでしょうか。



私には、「the Doctor」ではないかと思えるんです。



小さい頃、医師である父親に「がん死亡者の葬列」に連れて行かれる。

そして息子である自分にも医師になることを望む父親は、

「お前は彼らを救えるか?手術で切られ、毒薬を盛られ、放射線で焼かれた患者らの救世主になれるか?」

と問う。何故なら、父親自身もがんになってしまったからだ。

しかし医師になった自分もやはり患者を救えない。

女性患者が見ている。やらねばと思う。しかし成功したかのように見えて失敗、遺体が廊下に並ぶ。

そして、自分はヒーローではない、医学書どおりのことをしなければいけない小心者だ、

「ケア」出来ない!

と叫ぶ。

そして、「役割を続ける」…。




…そう、2006年以前のアメリカがん治療への風刺だったのではないかと、私は考えています。

でもまぁ、これも英語力の低い私の訳ですので、きっとマイケミのメンバーは否定するでしょう。


ちなみにこの「The Black Parade」というアルバム、クイーンやピンクフロイド、デビッド・ボウイなどのコンセプトアルバムを参考に作られたそうで、曲自体も先達へのオマージュが多く、かつての洋楽ファンには馴染みやすいものとなっています。BOØWYのファンでもあるそうで、それっぽい曲も。

こういう作風は、マニアさんからは嫌われるのかもしれませんけどね。



6/21追記

やっぱり書いておきましょう。BODYCOMBAT。以下フィットネスネタ、それも昔話ですのでレスミルズのボディコンバット知らない方は読まなくても構いません。

ボディコンバットにはマイケミのアルバム「The Black Parade」からは3曲が使用されております。

BC63-7 Dead !
BC32-8 Welcome To The Black Parade
BC62-2 Famous Last Words

もっとも、私は2017年10月以降は受けておりませんので、その後に使われた曲がもしかしたらあるかもしれませんが。

Dead !は好きでしたねぇ。イェーイ!からのエアギター、右フック&左アッパーの連続…じゃあなくて!w

イェーイ!からのダウンパンチ連続からの右ディセンディングエルボー&左アセンディングエルボー連続。その後右ニー連続、左ニー、ここまで繰り返した後ダブルニー左右交互に、ランの足はどっちからでしたっけ、S元マネージャー?w

これ、歌いながらやると、曲伸ばしてることもあってものすごくキツいんですよ。滑舌を要する個所もあるから英語の発音も気が抜けないし。英語に自信のあるインストラクターさんはチャレンジしてみてねw

BC62-2 Famous Last Word、これがCD購入のきっかけ。BC版はオリジナルとは違い、少しいじってあります。最初のWhere's your heart ?のあたりが削られてたり、左右で長さを合わせるために繰り返された箇所があったり。

で、最初のロー&ミドルブロックはどうでしたっけ?左の最初とはどう違いましたっけ?S元マネージャー。

カタは、どうでしたっけ?I元支配人w 'Cause I see you lying next to me から始まるアレ。ロー&ミドルブロック、どこから早くなるんでしたっけ?w

32-8はイベントでやっただけ、うろ覚えです。確かトリプルジャブ&クロスとボディ連発だったような…その頃はまだ知らなかったんですよ、マイケミ。教えてくれたI元支配人に感謝です♡

異動になってしまわれたんですよねぇ、元支配人。おまけにスパークはコナミですらなくなり、戻ってこられる可能性はほぼなくなってしまいました。残念。

I元支配人、敬愛いたしておりましたのに残念ですわw そのうちまた2月にお会いしましょうwww


6/22さらに深く!追記

左アセンディングエルボーを左ディセンディングエルボーと誤記してしまってましたので訂正いたしました。

アセンディングエルボーはBC15-7からでしたよね。ディセンディングエルボーはBC14-7、BC初のムエタイトラックから。

2011年のイベントではBC14-7やりましたけど。あれ、違和感ある人いなかったんですかね?もしかして今では、タブートラックになってたりしませんか?www

2018年6月19日 (火)

乳がん代替治療の落とし穴

さて。

昨日はIN YOUさんの記事を批判しましたが、別にIN YOUさんの記事全てを否定しているわけではありません。

例えばこの記事。

30年で3倍に増えた乳がん。乳がんリスクを上げる「6つのリスク要因」と、乳がんになりにくい生活の送り方。

この記事などは、乳がん予防に必要なことを分かりやすく書いてあると思います。

ライターさんによるんでしょうか?この記事は薬剤師さんが書かれたようです。


では、予防していても乳がんになってしまった場合、どうすればいいのでしょうか?

例えば、前の記事の追記で御紹介しましたこの方。


末期ガンになって(健康のすすめ)


もともとセラピストとして活躍されてた方が35歳で乳がんステージⅡの告知。

それから1年9ヶ月。

転移が進み、末期症状。



昨年の暮れに、お亡くなりになったそうです。

ご冥福をお祈りいたします。

80年生まれとのこと、おそらく享年37歳。何ともおいたわしい…。



彼女が試したものは

>断食、酵素ファスティングに始まり、水を変え、呼吸法、ヨガ、ナチュラルハイジーン、ヴィーガン、ゲルソン療法、重曹、酸素カプセル、リンパマッサージ、ビタミンC点滴、断糖、ケトン体回路、他

がんの民間療法や代替療法、殆ど試されてます。


それでも、治らなかった。


これらの療法も、三大療法も、治る人もいれば治らない人もいる。

それは遺伝もあるし個人の資質もあるし医師の腕もあるし、何とも言えません。


食事変えただけで治った、という人もいますし。

手術して治った、という人もいますし。

同じように手術で治ったと思ったらすぐ再発した、という人もいますし。


多分、このセラピストさんのように、あまりひどい生活をしていたわけでもないのにがんになってしまった人は、遺伝的要素が強く、がんになりやすい体質で、治りにくいのだと思います。

私もそうかもしれません。「運動はがん予防になる」との通説がありますが、私は運動しまくってる時にがんになりましたので。

私がかなりのがん遺伝子を持って生まれてしまったか、「運動はがん予防になる」という通説が間違いであるかのどちらかでしょう。或いはその両方かも。


そして、乳がんの代替療法には、至る所に落とし穴があります。


例えば、ケトン食。

がんが消える」との説があります。

一方、乳がん細胞を使ったマウスの実験では、リバース・ワールブルグ効果によりケトン体でがんが成長する、という論文も出ています。

もしかしてこれも「心の問題」で、心がけが悪い人にだけリバース・ワールブルグ効果が現れるとか、なんですかね?マウスの実験では、マウスの心がけ次第で結果が変わる?

違いますよね。


他に、漢方薬にも落とし穴があります。

日本のがん治療は「手術・化学療法・放射線」の三大療法が主流なので、病院から処方される漢方薬は、それらの治療を行っていることを前提として処方されます。

例えば、補中益気湯。化学療法で胃腸が弱ったり、疲労感を感じているときに使います。


ですがこの薬、女性ホルモン様作用をもつ生薬(朝鮮人参、黄耆など)が配合されています。

ですから、ホルモン感受性のある乳がんには禁忌なんです。

ところが、医師薬剤師もそれをあまり知りません。乳がん患者は飲まない方がいいとか一切書かずに勧めています。

乳がんを悪化させることはない、という報告もあるようですが。そりゃ化学療法中の服用でしたら影響はないでしょう。

危ないのは、ネットで「がんには補中益気湯」という情報をかじって、病院に行かず自分で買って飲んでしまう、自然療法派の患者さんです。


はい、実は私もそうでした。


乳がんは5年生存率は高いとはいえ、まだまだ亡くなる方も多い病気です。

今はまだ元気で動かれてる方も、いつ発症するか分かりません。

そして、上記の方のように、治療の甲斐なく亡くなってしまう方もまだまだ、多くいらっしゃいます。


貴重な体験談を残してくれた上記の女性に感謝をこめて、


改めて、ご冥福をお祈りいたします。






































2018年6月18日 (月)

食?運動?心?

こんな記事発見しました。

がん患者と共に断食合宿へ行った結果、2年後生還者はゼロだった衝撃の経験。その理由を、今からお話しします。

私もマクロビ嫌いではありませんし、このサイトの記事はよく読みます。FBで流れてくるので。

しかし、この記事には反論させていただきたい。

>食と体と心、この3つのバランスがしっかり取れないと本当の健康にたどり着きません。

それはわかります。

が、乳がん患者6名を連れての断食合宿を行ったとのことですが。

>この後2年の間に全員が亡くなりました。

は?

>「大変申し訳なかった、言ってなかったが、彼女たちが治らないのはわかっていたんだ!」
>「え、わかっていたってどういうことですか?」
>「彼女らは、自分で治そうとしていないんだ、私(医者)に治してもらおう、薬が、サプリメントが治してくれる、そう思ってる。」
>「まして、がんになった事自体、人のせいにしている、自分は悪くない、あの人が私をいじめるから、責めるから、いや遺伝だ、体質だ、だからしょうがないんだ、なんて思っている。」

ふーん。

っていうことは、がんになったことを「今までの食事のせい」にして食養生しても断食しても、「全く効果がない」ということですか。


違うでしょ?

指導が間違ってたんでしょ?

メンタルが原因なら、何故、徹底的にカウンセリングしないんですか?

合宿なんだから、「逃げ」られないはずでしょ?


結局、この医師は自分のミスを患者のせいにしたんです。

酷い話。


こういう医師がいるから、断食だとか酵素栄養学が「トンデモ」呼ばわりされるのではないですか?


「運動が大事」とか言って、乳がん患者に運動させて、ホルモン大量分泌させてかえって悪化させたとか、女性ホルモン作用のある漢方薬処方して悪化させたりとか、そういうこと隠してませんか?


最近、「乳がんヨガ」ってのも出来たようです。しかしサイトにも「アメリカのエビデンスの多くが症状の改善ではなく、QOLの向上に関連したものである」ってしっかり書いてあります。

乳がんの症状の改善ではありません。


遺伝的要素が強い乳がん患者は、無再発生存率が低いことは事実です。

これを、「心の問題」にすり替えて、QOL向上が第一!と断食合宿させたりヨガさせたり。


それで再発したら、あなたがたの責任にもなるんですよ。

でも、そんなこと関係ないんですよね。何故なら


「心の問題が一番大事なんだから!文句言ってる様じゃダメ!」


なんですから。

「心の問題」、便利な言葉ですよね。



6/19 追記

IN YOUさん、2018/6/17付でこんな記事出されてたようです。

乳がんを自力で治癒・克服した私が思う、癌の弱点と、乳癌の「対処治療と根本治療の違い」について。医師のいいなりで治療方法を決めない為にできること

はいこれ、医療広告ガイドライン規制違反の「体験談」ですね。

私、同様の事例(三大療法を断り自然療法など実践)で、お亡くなりになった方の話も聞いてます。

なので、体験談など全く意味ありません。

IN YOUのライターさん、カナダ在住の方だそうで、日本語も怪しいですね。IN YOUというのは、そのあたりのチェックをしないサイトのようです。

2018年6月 1日 (金)

発酵ジュース?酵素ジュース?

先日、Facebookに友人申請を送って下さった方がいらっしゃいました。

その方が主催するイベントがあるというので見てみると、こんな感じでした。

Photo

「完全非加熱、除菌済みフルーツ」での発酵ジュース、ですと?

それを作るイベントが5000円。

うーむ…。

生物学系の実験では、次亜塩素酸案トリウムなどに浸して滅菌した胚などをやはり滅菌済みの培地で培養して、ってことはありますが…。

滅菌済みフルーツ、発酵するんでしょうか?もしかしてヨーグルト作成用の乳酸菌を添加するとか?

現在、申請は保留中ですw


ところで。

この「発酵ジュース」関連、名称が「発酵ジュース」か「酵素ジュース」か「果物シロップ」かという論争を含め、いろいろと物議を醸しております。

はい、発酵だけに、この方などは醸して、かつ、カモにしてますね。

え?そんな微妙なギャグはどうでもいい?

いや、でもこれで「醸(かも)す」って字の読み方覚えたでしょ?え、知ってた?そうですか、失礼しましたw


とにかく、発酵ジュースは効果がある!として積極的に作ろう、飲もう、という方々と、

そんなのはニセ科学!広めてはイカン!という方々。


正直、どっちもどっち、と思います。


まず、名称ですが。

Wikipediaで「酵素」を調べると、食品欄にこう書かれています。

「蒸米や蒸麦に種麹を与え、40時間ほどおくと麹菌が増殖し、米麹や麦麹となるが、こうした麹には各種の酵素、プロテアーゼ、アミラーゼ、リパーゼなどが蓄積される。発酵とは、これらの酵素が、食品中のタンパク質をペプチドやアミノ酸へと分解して旨味となり、炭水化物を乳酸菌や酵母が利用できる糖へと分解し甘味となり、独特の風味となっていく。」

要するに、菌類が米などを分解する際、その過程で酵素が発生する。

その酵素がさらに食品中のたんぱく質や糖質を分解し、

それを他の菌が分解し、…っていう連鎖反応。

それが「発酵」なんですね。

ですから、果物を砂糖漬けにして置いといて、何か変質して液体になったら、それは「発酵ジュース」でも「酵素ジュース」でも「果物シロップ」でも、間違いではないわけです。

しかし発酵ジュース推進派には「生きた酵素」などという誤った表現をしている人がいたりするのも事実。このあたりのメカニズムが理解できていない可能性もあります。


そして、それらを飲んだらどうなるか?

「とにかく効果がある!」これが推進派の主張。

「菌は胃で死ぬ!酵素は分解される!だから意味ない!」これがニセ科学バスター派の主張。


まぁ…いいんですけどね。


多くの菌は胃で死にます。

まれに胃を通過するものもありますが、そのまま便として出てきて、腸内には住み着くことはないそうです。

ですが、「死んだ菌」でも腸内環境を整える効果があることは分かっているそうです。

なので、結果的には体調は良くなるようです。

ついでに言えば、乳酸菌〇〇株など特定の菌ばかりに偏ってる乳酸菌飲料より、さまざまな常在菌が混ざる発酵ジュースは「菌の多様性」という意味では良いと思います。



また、酵素はたんぱく質です。生命体ではありません。

「だから分解されたら意味ない!」って言いますけど。

そりゃ、酵素のみを取り出してそれを摂取したら、そうかもしれませんけど。

もともと発酵ジュースには、果物を菌が「分解して」酵素になったものが含まれてる、って話です。

まだ、酵素までは分解されてない物質も、混ざってるんです。

それが胃で分解されたら?お分かりですね。


ただ私は、自分や近親者のために少量作るのは構わないと思いますが、素人がおカネ取って発酵ジュース作りをイベントとして行うのはどうかと思います。

黄色ブドウ球菌のような有毒な菌が混ざってしまったら食中毒になる可能性もありますし、「1996年イランの首都テヘラン郊外の村で、痛みに効くと言われ紅茶キノコを皮膚に塗り20人が5-7日後に皮膚病を発症、病変部から炭疽菌が検出された。」なんていう怖い事例もあるそうです。

それに、どれだけ発酵してるか、酵素はどれだけ入ってるか?なんて素人には分かりません。



発酵とは、菌が勝手に行うことです。人間は、その手助けをしてあげるにすぎません。

しかし、その「管理」は非常に大変です。

上記のように「滅菌済み」フルーツですと、発酵しない可能性があります。それこそただの「砂糖漬け」。それなら果物をそのまま食べる方がいい。

発酵させても、その過程で砂糖が全て使われればいいのですが、残ってしまったら砂糖の害も出る可能性があります。

そして、発酵しすぎたら、これも大変。

乳酸発酵や酢酸発酵なら構いませんが。

アルコール発酵してしまい、アルコールの量が1%を超えてしまうと、「酒税法違反」になります。

砂糖は残らず、アルコールまではいかない。かつ、有害菌による腐敗もない。そうならないような作り方を指導できますか?参加者へ管理の仕方を徹底させることは出来ますか?

そういう人は、なかなかいないと思います。



しかし、その発酵のメカニズムを知らずに、効果があるだのニセ科学だのと騒いでいる日本人のなんと多いことか。(某NHKの番組風に)

ツイッターで某ブログの紹介についてお伺いを立てたんですが返事がないので、リンク貼るのは止めておきますねw

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  • がん対策推進基本計画
    厚生労働省が平成24年に発表したもの。これによると、治療せずに様子を見る「経過観察」はしちゃダメ!なのかな?なんで?w
  • 国立がん研究センター
    食事療法については何も載っていません。アルコール摂取を控えましょう、肥満に注意しましょう、ぐらい。

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  • サラ・ブライトマン: 神々のシンフォニー
    日本盤のみボーナストラック追加。
  • 3/8にリマスター発売。
    Pink Floyd: 狂気
    まさに「狂気の沙汰」ですね。
  • Walk This Way
    RUN D.M.C.:
    エアロスミスとのコラボ。
  • Somewhere I Belong
    LINKIN PARK: METEORA
    あるプログラムでの使用曲。
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