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2018年7月 9日 (月)

IYTD 3 緩和ケアやホスピスでできるがん患者のためのヨーガ療法

今回もIYTD(International Yoga Therapy Day)のご報告です。

アリョン・チョイハントケ(韓国)先生の「緩和ケアやホスピスでできるがん患者のためのヨーガ療法」。

まず、ご自身の経歴などの紹介から。

アリョン先生は今、ヨンセ病院(多分ここ)という大きな病院の緩和ケア病棟でヨガセラピーを担当されています。

ここはアメリカのMDアンダーソンがんセンターと提携しているそうです。

ああ、確かに、以前MDアンダーソンがんセンターのサイトで音楽療法やらヨガ、鍼灸など行われているのを見たことがあります(最近は私の探し方が悪いのかサイトの内容が変わったのか、見つからなくなりましたが)。その流れなんですね。

音楽療法、アート療法、フットマッサージ、リンパマッサージ、ヨガ、理学療法、菓子作り療法、酸素療法、園芸療法など。その中でもヨガは一番扱いにくい患者が送り込まれてくるのだとか。

ご自身の経歴などの紹介から入りましたが、それにかなり時間をとりました。

自分の問題を解決するためにヨガを始め、月に1回週末の3日間、ソウルから東京(日本ヨーガ療法学会)までヨガセラピーを習いに2年間通ったとか、ご自身もご主人もがんの家系だとか、ご主人にがんが見つかってヨンセ病院に通ったとか、…。

途中、飽きてきてあくびが出てしまいました。

つまらなくなったので持参した本のページをパラパラめくったりしていたら…。



ようやく、緩和ケア病棟での実際のセラピーの話になっていきました。



ヨンセ病院では

患者さんの中には、ヨガはどうですか?などというと否定的な反応をする方が多いそうです。

こんな状態でヨガなんてできるか!と怒られたりとか、

健康だった頃もヨガなんてできなかったのにこの体で出来るわけないと拒否されたり、とか

元気がなくてそんな気分じゃない、とか



なので、「呼吸(法?)してみませんか」「マッサージしませんか」などと声をかけるようになったそうです。

そして、「吸って~、吐いて~。」と呼吸のリズムをとってあげたり、腕や脚をなでるような感じでマッサージしたり。

時には手を握って温めてあげたり。末期がんの患者さんは体温が低いことが多いので、オンドルの上で軽く前屈したりとか。

お土産の韓国のりを頂き、それを二人一組になって相手の手に握らせてあげる、ということもやりました。腕を撫でたり。

いわゆる「手当て療法」に近いのかもしれません。



これだったらヨガの知識無くても出来るな…と思いきや。

途中、寝たきりの患者さんにアシュビニムドラやムラダラバンダを勧めたりする、などのお話が。突如現れるサンスクリット語。私はこの単語は知りませんでしたが、話を聞いて「ああ、あのことか」と分かりました。

周囲の人は頷いたりしてたので、ニケタンヨガでは普通に使っている言葉なのかもしれません。

このあたりの単語、ネット検索するとオウム真理教関連のサイトがヒットします(リンクは貼りませんが)。

ちなみに私、あちこちでいわゆる「ヨガ」受けてますが、これらの用語を使って説明するインストラクターにはお目にかかったことがありません。用語を使わずに具体的指示を出すところはありますが、かなり少ないです。

もしかしたら、その辺の安い資格しか持たないヨガインストラクターよりも、オウム真理教関連の方々の方が真面目にヨガに取り組んでるのかも…?なぁんて思ったりして。



とにかく。

日本ヨーガ療法協会と言うのはわりとまともにヨガを学んでる団体なのだな、ということが分かったのと、私自身の「がん」と「ヨガ」の折り合いの付け方のヒントをようやく見つけられたかな、という気がしました。

ララ先生の講義は眉唾ものばかりでしたが、アリョン先生の実践には納得できるものがありましたので。



ただ、アリョン先生、今はどうか知りませんが、最初はボランティア、無償だったそうです。

そのうちようやく交通費が出るようになったとか。徒歩で通っていたので交通費かからなかったのだけど、次のヨガセラピストのために収入を確保したくて受け取った、とおっしゃってました。

課題はこの辺りでしょうね。患者は医療費などの負担が大きく、その他の療法どころじゃない可能性はあるし、病院側だってそんなにおカネはない。アメリカは寄付文化があるかもしれないけど日本はまだまだだし。がん保険だってカバーしていないでしょう。



ま、私は、ヒントは得られたので、自分でやってみることにします。

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