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2019年7月 4日 (木)

手術を受けました

今回も「論文の読み方」シリーズは一旦お休みにしまして、乳がん治療の途中経過の報告です。

前回の記事に書きました通り、手術を受けました。

5月の下旬に受けて、3週間ほど入院したのち退院いたしました。

今は、通院治療を受けております。



右の植皮部分がなかなか生着せず、いまだにガーゼのお世話になっていますが、とりあえずがんの塊はなくなりました。

しかしまだ取り切れてないものもあるので化学療法を勧められています。来週までに回答を出さねばなりません。

というわけで今、抗がん剤についていろいろ調べています。

「抗がん剤批判してたくせに何を言ってるw」とおっしゃる方もいらっしゃるかもしれません。

しかし最近は毒性の高いアンスラサイクリン系は使わない、と書かれたパンフレットを目にしまして、ではそれ以外は毒性は低いのか、比較してみるとどうなのか?気になったので試してみることにしました。毒食らわば皿まで、です。



手術についても、自分が実際に受けてみるまでは分からなかったことが沢山ありました。

何しろ身体の一部を切り取るのです。乳がんの場合、乳房を取って皮膚を縫い合わせますが、かなり無理やり引っ張っての縫合なので、肩が前に下がり、胸郭が狭くなったような感じがします。これは想像しておりませんでした。

特に私の場合、左右同時に切り取りましたので、片側だけの人よりもひどくなっていると思います。

しかも右乳房切除部分の植皮を下腹から切り取ったのですが、そのお腹の傷もまだ伸ばすと痛むので、どうしても前かがみになってしまいます。姿勢が悪いと血行も悪いし気分的にも落ち込みます。そろそろこのあたりのリハビリも始めないといけません。



そして、腕の運動障害(乳がん手術後の一般的な運動障害についてはこちらをどうぞ)。

右も左も、傷口のひきつれで腕が上がりません。リハビリ必須です。

以前、五十肩気味になった時にリハビリで治した経験がありますので、今回もそのつもりでおりましたが

右はともかく、左側は神経にもがん細胞が絡みついていたそうで、神経の一部(おそらく肋間上腕神経)を切除したとの説明が医師からありました。

そのため、術後殆ど痛みを感じなかったのは良かったのですが。左側はひじを上げようと思っても肩の高さまでしか上がりません。右手で左ひじを持ってあげると、肩より高いところへも上がるのですが、いかんせん脳からの指示が腕に届かないのです。そして左の二の腕は痛み同様、熱さも冷たさも感じず、ただただ痺れただけの状態になっております。

最近ようやく、背中を使うことで左ひじも上がるようになってきました。

こうしたリハビリは個別には行うべきだと思いますが、某ヨガのように集団で行う必要はありません。



そして、例の身体活動と乳がんに関する論文で、ウォーキングやジョギングをする人ばかりだったのは何故か、ようやく理由が分かりました。

あの論文はデータが古いので、ハルステッド手術やリンパ郭清術を受けた人の割合、かなり高いのではないかと思われます。神経を切断された人も多くいたのではないでしょうか。

手が動かなければ、球技全般、出来ません。テニスもバスケもバレーボールも野球もソフトも。せいぜいサッカーぐらいでしょうか。

エアロビクスはじめ、ダンス系も厳しいでしょう。

水泳も同様。筋トレも困難。

そもそもリンパ郭清をした患者はリンパ浮腫予防のため、激しい動きで汗を大量にかくような運動は行わない方がいいのです。

結果、ウォーキングや軽めのジョギングに落ち着くことになります。

もちろん、どれもこれもやろうと思えば「出来ない」ことはありません。しかし手が上がらないと着替えも困難で、被り物の服(Tシャツなど)が着れずに前開きのものばかりだったりします。これではウェアも選べません。



私の場合、手作業さえ出来ればいいので、手術後も何とか生活は出来そうです。抗がん剤の副作用は心配ですが、これについてはまた後日。



今回の手術は、いろいろ説明を受けて納得の上で受けたものでしたが、こういう後遺症が残ってしまうので、やはり手術を受けるのはよく考えてからの方がいいとは思います。

例えば、こんな本があります。

「乳がんです」と言われたら、あわてて切ってはいけない!

清水市民病院で手術を受けた人のインタビューが載っているのですが、実は清水市民病院では大変なことが起きていたようです。病院もしっかり選ばないといけません。

また、近藤誠医師監修のマンガ

医者を見たら死神と思え

には「検査」と偽って乳房全摘出してしまう、という悪質な医師の例も載っていました。

こういう悪どい医師らがいるから、セカンドオピニオン必須なんですよね…。



「手術」というものは「腫瘍を切り取ることで骨転移や悪液質への進行を防ぐ代わりに後遺症が残る」というメリットもデメリットもあるものであると同時に、病院側が「稼ぐ」手段でもあるわけです。

そのあたり、患者はしっかり考えておかないといけません。



何しろ、手術がもし失敗してしまった場合、被害を被るのは患者側なのですから。

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    厚生労働省が平成24年に発表したもの。これによると、治療せずに様子を見る「経過観察」はしちゃダメ!なのかな?なんで?w
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