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Sage's List

2019年4月15日 (月)

論文の読み方 レファレンス編

今回も下記の論文の内容についての記事です。

Physical Activity and Survival After Breast Cancer Diagnosis  

『乳がん診断後の身体活動と生存』

前々回はAbstractについて、前回は本文の内容について、それぞれ解説をいたしました。

お読みいただければ、論文の大まかな内容は把握できるかと思います。



しかし、論文に書かれている内容は、論文本体のみならずその周辺の情報も考慮して解釈せねばなりません。

前回の最後にはArticle Information「記事情報」欄の記述についてご紹介しました。

今回はそのArticle Informationの後の、論文の一番最後に書かれているReferencesの内容について解説したいと思います。

他にも論文に使われたNHS(Nurse's Health Study)とはどういう調査か? といったことや、著者個人及びこの研究チームの他の論文などの実績、論文が出された年代周辺の乳がん治療の動きなども考慮する必要があるのですが、それらの情報や考察などはまた別途記事にします。

論文一つでこんなに幾つもの記事が書けるとは思いもよりませんでした…。はぁ。疲れる…。

気を取り直してReferences「参考文献」。

論文の文中には随所に小さな数字が書かれておりますが、その部分の内容は該当する番号の文献を参考に書いている、という意味です。そしてそれらの文献は論文末尾にまとめて書かれます。それがReferences「参考文献」です。

これらの文献に果たして何が書かれていて、どの部分を参考にしているのかは論文を読み解く上でかなり重要です。しっかり読みこんでみなければ、著者らの考え方が分かりません。中には参考文献と全く同じようなことを書いただけのパクリ論文みたいなものもあったりしますし、参考文献とは明らかに違う結果が出てもそれが何故か分からないという意味不明な論文や、よくわからない結果となってしまったが明らかにするにはこういう調査が必要だろう、などの誤魔化しがある論文はよくあります。

この論文の場合はどうでしょうか。

この論文の参考文献は58本記載されています。ネット上でフルテキスト確認できるもの、登録その他が必要なもの、紙の雑誌からコピーするほかないものなどいろいろありましたが、出来るだけ集めて確認してみました。

この中で重要なのは5,7,31,40。特に40は全文を転載したいぐらい。ネットでフルテキスト読めないのが残念です。

1-3は乳がん診断後のQOLに関する論文。

1はリハビリについて、2は化学療法の予後因子について、3は生存率とQOL測定値の相関について。しかしこの論文ではQOLはあまり重視してないので、ここら辺は興味があったら読む程度でいいでしょう。

4についてはこの著者は『WHOが活動的な女性の乳癌発症リスクが20〜40%減少すると推定した』と書いてますが、元の文献では『癌の約4分の1から3分の1が過剰な体重および身体的不活発の原因であると推定した』つまり身体的な活動だけでなく「過体重」を問題視しているのです。ですが、この著者は無視してます。 

重要なのが5-7

この論文では「身体活動量が増えればエストロゲンレベルが下がる」と書いてあり、参考文献として5,6,7と3本の論文が表示されています。

5は無月経アスリートのホルモンレベルを、正常アスリートや殆ど運動しない女性達と比較したもの。

6大学生28人を対象に、一日4-10マイル(6.4-16.1km) 走らせ、月経やホルモンレベルがどうなるか調べたもの。

7乳がんの過体重および肥満の女性は、痩せてる女性と比較して生存率が劣るので肥満とホルモンの関連を調べてみた、という内容。

えーと。

これらの内容は「運動しすぎると女性ホルモンのレベルが下がって無月経になることがある(ならないこともある)」(5,6)「肥満女性は痩せてる女性よりエストラジオール濃度が高い」(7)という話であって、「運動すればエストロゲンレベルが下がる」とは微妙に違うんですよね…。

しかも5の文献は、月経に異常があるアスリートとそうでないアスリートの違いは「摂取エネルギー量」、つまり無月経アスリートは正常アスリートよりも摂取エネルギーが少ないので、更なる介入調査が必要、と締めくくられています。その後の調査では、無月経になるかどうかは摂取エネルギーとのバランスによるという結果が出ているようです。

ちなみに今回の論文のデータでは9-14.9MET-h/wkのカテゴリの方々が死亡率も再発率も一番低かったのですが、そのカテゴリでの摂取エネルギー(Intake)が一番多くなってました。おかしいですね、これではエストロゲンレベルは下がらないはず。しかしこの著者は何らコメントしていません。

7は性ホルモン濃度は体重と相関がある、性ホルモン結合グロブリン濃度は体重と逆相関がある、という内容です。もしエストロゲンレベルが低い方がリスク下がるなら、体重は少なければ少ない方がリスク下がるはずですが、他の参考文献(40)ではBMI22-25あたりの「標準的な体重の女性」が一番乳がんリスクが低いと出ているのです。このあたりの齟齬に関してもコメントなし。

8-9の番号の所には『乳がんと物理的にアクティブな女性の間で低エストロゲンのレベルは、潜在的に、生存率を向上させることができます。 』とありますが、

8はエストロン(E1)とエストラジオール(E2)の比率やエストロゲンレベルとの再発までの期間の相関の話であって、「物理的にアクティブ」とは関連ありません。

9は手術前のエストロゲン値の話。エストロゲン値低い方が生存率が高いというデータではありますが、手術を受けた後しばらく運動できない状態が続いた後での再発率等も手術前のエストロゲン値と関連があった、という話ですから「物理的にアクティブ」とは関連ありません。

10は、化学療法を受けた乳がん患者の体重増加と身体活動の欠如との関連。特にサルコペニック肥満について。

11,12は、体重増加は予後が良くないという内容。

13-22は診断時の過体重、診断後の過体重と体重増加がいかにリスクを上げるか、という内容。

私の場合、該当しないんですけどね…。乳がん発覚時から種々の治療を経てもなお乳がんが進行してる今まで、BMI25超えたことないんですよ。BMI18に下がったこともあるぐらいで。小林麻央さんも激痩せしてましたしね。

「体重増えるのは良くない」と繰り返し、そのためには「運動が良い」と刷り込み、「体重少なければいいのね!」と思い込ませることで「激しい運動で痩せすぎる」方向へ向かわせ、結果として「リスク上がる方」へ誘導してる、みたいな印象受けるのは私だけでしょうか?私自身、一時期はその流れに乗っかってしまいまして、それを反省している所なんですが。

23身体活動と食事の摂取量およびそれらの体重との関係を評価したコホート研究のメタアナリシスにより、低レベルの身体活動が摂取エネルギー過多よりも体重増加や肥満のリスク増加と関連している、という内容。コホート研究での摂取エネルギー量の多くは自己申告ですから、あまり信頼できませんけどね。

24Rohanら の論文は、フルテキストがまだ見つかりません。pubmedでAbstractを読む限りでは、死亡率は身体活動量とも個々のレクリエーションとも相関はない、という論文らしいのですが。


25,26,27は調査に対し無回答の患者のデータをNational Death Indexで検索し、死因コード等から患者の情報を把握するための方法について。乳がん患者の死亡率を死因コードから確定するのは難しいようです。ただ、NHSでは対象者の医療情報を得る許可を得ているので、これらの方法で死亡者の98%を確定できたとのことです。ちなみに27はタイトルと著者などしか登録されておらず、内容については未確認です。

28は今回の調査での再発率が妥当なものかどうかの比較のため別な調査と比較したそうですが、その調査の内容です。放射線治療の是非を調べるための調査のようです。 

29は身体活動と乳がんリスクについてのCollege Alumni Health Studyという、ペンシルベニア大学卒業生対象の調査の結果を解析した論文。閉経前の女性は身体活動量(カロリー換算)と乳がんリスクに関連はなかった、という内容。50歳未満では身体活動量が高い(1000kcal/wk超)と相対リスクが上がる(1.83,CI 0.77-4.31 P trend=0.14 )、BMI<22の女性では500-999kcal/wkで相対リスクが1.22(1.22 CI 0.66-2.27 P trend=0.41)、他は相対リスク1未満。1998年に出されたものです。

30はMETスコアについての論文。どのスポーツはどのぐらいのMET数か、という一覧が載っています。

31は更年期女性の股関節骨折を予防するための運動について。ウォーキングが勧められています。あれ?運動でエストロゲンレベルが下がるなら、ウォーキングでもエストロゲン下がるわけで、そうしたら更年期障害である骨粗鬆症は、予防するどころか進行してしまうのでは…???

を見ると、閉経後ホルモン(おそらくエストロゲン剤)使用者は最初からリスクが低い。非使用者は運動強度を上げていくとリスクが下がり、ホルモン使用者と同じ位になる。コメント欄には、『脂肪組織のアンドロゲンのエストロゲンへの転換 』とあります。活動的な女性はエストロゲンの服用者と同じぐらい股関節骨折から保護される、とも書いてあります。エストロゲンが脚周りで発生することが重要なのかな…???

このあたりからデータの信頼性について書かれています。『前年度全体の活動を評価する活動アンケートの能力は、151人の女性のサンプルでテストされました。』 『この年齢の女性の主な活動である歩行については、個人内相関は0.70(95%CI、0.49-0.84)でした。 』これをどう読むか?参考文献、いろいろ紹介されています。

32、これ面白いですね。自己申告した活動量の再現性。読んでみたいんですが、フルテキストは登録制なので読めずにおります。何しろテストと再テストであまり変わらない数字だから再現性は保たれているという結論なんですが、数字自体が0.79と0.83とか、0.52と0.55とかなので、何と比較しての0.79、0.83なのか、詳しい方法を読まないと分からないのですよ。余裕があったら登録してみますが、疫学の雑誌なんですよね。乳がん関連の疫学、怪しいのが多いからなぁ…。(このあたり後述します)


33、乳がん関連の疫学で怪しいのって、こういうのです。『診断後の食事の多変量解析では、脂肪摂取量と死亡率の間に明らかな関連性は見られませんでした。』とありますが、他の研究では脂肪摂取量との相関が認められてたりするんですよ。(それも複数。詳細は別途記事の予定)
。脂肪摂取量によるエストロゲン増加との関連が指摘されています。誰だよこんなの書いたのは…!と思ったら筆頭著者がHolmes MD、なんと今回読んでるPhysical Activity and Survival After Breast Cancer Diagnosis の著者でもあるHolmesさんではないですかw しかもまたしてもNHSですwww

34は食事量の再現性について。これも面白そう、読んでみたいけどフルテキスト見つかりません。

35これはアルコール摂取量の再現性について。32、34と同じStampfer MJ 先生のグループの論文です。いろいろ調べてますね。

36はウォーキングが心筋梗塞、冠状動脈疾患などの心疾患のリスクを下げるという内容。 ウォーキングの万能感すごい。

コメント欄には『過体重の閉経後の女性における身体活動の無作為化試験では、アンドロゲンおよびエストロゲンの血清レベルの低下が示されました。』とありますが。

37は閉経後のホルモン療法をしない過体重の女性のアンドロゲン濃度が、運動でどう変わるかを調べた調査。45分週5日の中/強程度の運動を含む週171分の運動により、有意差とは言えない程度減少したとのこと。この運動量でこの結果では…。それにアンドロゲンは筋肉の再生にも使われますが、エストロゲンにも変化します。減った分はどう使われたのか、も重要なのでは?

同じ著者による38はエストロゲン濃度について。

運動者は、コントロールの変化なしまたは濃度の増加に対して、それぞれ、3.8、7.7、および8.2%のエストロン、エストラジオール、および遊離エストラジオールの減少を経験した(P= 0.03、0.07、0.02)。12か月時点で、効果の方向は同じままでしたが、差異はもはや統計的に有意ではありませんでした。効果は、体脂肪を失った女性に限定されていました。

要するに運動で体脂肪が減ればエストロゲンも減りますよ、という内容。同じ調査で、アンドロゲン(アンドロステンジオン、テストステロン)とエストロゲン(エストロン、エストラジオール)両方測定して、論文は2本に分けたみたいです。

面白いのは、対照群が「週に45分のストレッチ、それ以外の運動をしない」人達であること。この方々のエストラジオール濃度は殆ど変わってません(-0.6%)w しかも、エストロンは増えてます。

かといって運動した群でも若干下がってはいるものの、有意差があるわけでもなく。

これらの参考文献を挙げておいて『過体重の閉経後の女性における身体活動の無作為化試験では、アンドロゲンおよびエストロゲンの血清レベルの低下が示されました。』と書いてしまうHolmesさん。これはもう、確信犯としか…。

39はドイツの文献。まず最初に『身体活動乳がん リスクとの間の認められた逆の関係の重要な側面はまだ議論中です。』とあります。ドイツでは運動で乳がんリスクが上がる、と言われているようですね。他の幾つかの論文にもありました。しかし『活動の種類による分析は、最高レベルのサイクリング活動を報告した女性に対する有意な保護効果を明らかにしました(調整オッズ比= 0.66、95%信頼区間:0.45、0.97)。 』なのでまだ調査が必要、とのこと。フルテキスト見つからないので詳細は分かりませんが、他の運動では保護効果が認められていないようですね。

そして『身体活動はまた、インスリン抵抗性の急性および慢性の改善ならびに高インスリン血症の減少を通じて生存を改善するかもしれない。ホルモンレベルを抑制するためのアロマターゼ阻害剤の使用は、より人気になると私たちが観察された関連は、時間の経過とともに変化することがあります。

ここで40が参考文献として挙げられていますが。ここに書いてあるのは驚くべき内容。

空腹時インスリンレベルが高い乳がん患者は再発までの期間や死亡の相対リスクが高い。えっ?エストロゲンじゃないの?

エストラジオール濃度は、再発とも死亡とも相関がない!えっ???

フルテキストを医学系の図書館でコピーしてきました。空腹時インスリン、IGF-1、IGF-2、エストラジオール、BMIと乳がん再発までの期間の長さ、死亡率から相対リスクを算出したもの。

出ましたIGF-1!

この結論に至ったデータの内容はと申しますと

 001-2
 

ご覧ください。この表は、各測定値を上から順に人数を揃えて4つのグループに分け、どのグループの相対リスクが高いかを比較しています。

まず、空腹時インスリン。高い群は明らかにリスク上がってます。相関ありです。このあたり考察編で解説する予定です。

IGF-1。有意とは言えないレベルですが、死亡率の相対リスクがわずかに上がり、再発の相対リスクがそれより高く上がっています。

これ、今回の論文の、週9MET以上のデータと重なりますね。

そしてエストラジオールレベルは再発、死亡リスクと相関はない、という結果。むしろ高い人の方がリスク若干下がってる。

どういうこと?絶対量ではなくプロゲステロンとのバランスが問題なのでしょうか。私が飲んでたアロマターゼ阻害剤は…いったい…???

BMIとの相関は下のグラフの通り。
  002-2
 
インスリン、IGF-1についての詳細は後ほど別記事にて。

41は乳がん診断後の治療で身体活動量がどう変わるか。大幅に減少するそうです。

42は化学療法中は安静時代謝率が低下するという内容。食欲が落ちるので体重はそれほど変わらないけど筋肉も落ちるので安静時代謝が落ち、治療が終わっても戻らない、という内容のようです。

要するに化学療法で筋肉落ちるから、疲労感があっても運動しなさいね、ということのようです。なら化学療法しなくていいのに…。ってか、化学療法中に運動すると血行良くなって薬の効果が高まるので、筋肉落ちやすいんですけど(経験者は語る)。がん利権とフィットネス利権、繋がってるようですね。

43は前回も紹介しました。『より高い病期と診断された女性は、in situ乳がんと診断された女性と比較して総身体活動に15%多く費やされた時間を報告しました(p = 0.031)(表2b)。この総身体活動量の増加は、家庭活動の違いによるものと思われます。

household「家事」が乳がんのステージを上げてしまったのだとしたらその原因はストレスか、或いは手を動かすことによるホルモン分泌の可能性があるのではないでしょうか。胸周辺の筋肉を動かすことで成長ホルモンやIGF-1、アンドロゲンからのエストロゲン分泌が盛んになった結果かと。この文献にはそんな考察は一切書いてありませんが。

44のタイトルは『運動、上気道感染症、そして免疫システム。』強度の高い運動は、上気道感染症リスクが上がるそうです。まったく運動しない場合よりも、運動しすぎる方がリスクが上がるのだとか。このあたり、今回の論文にも影響ありそうですが、Holmesさんは否定してますね。
  003-2

454647は高齢者の運動はいい影響を与えるんだから、もっと運動しなさいという内容。フルテキスト読んでないんですが、Abstractからは良いことばかり書いてあって、転倒による骨折のリスクなどはあまり書かれていないような印象を受けます。ちなみに47には『1日に30分の中程度の強度の運動をしている人は、もっと運動すればさらなる健康上の利益を達成する可能性があります。』と書かれていますが、この研究はNIH(アメリカ保健福祉省国立衛生研究所)の助成金を受けています。


48糖尿病女性の間で身体活動心血管疾患のリスクを減少させるかどうかという研究。これも40の文献と同様、4つの群に分けて相対リスクを算出してます。何故Holmesさんは四分割ではなく二分割にしたか?それが問題。 

49身体活動と総脳卒中および脳卒中サブタイプのリスクとの関連性を調べた研究。48と同じ著者です。結果も同様、長時間または早く歩いた方がリスクが下がるという結果。 

50はNHSからの身体活動と乳がんリスクの関連調査。『身体活動の増加は、主に循環卵巣ホルモンへの累積生涯曝露を減らすことによって、乳がんを予防すると仮定されています。しかし、疫学的所見は矛盾しており、身体活動を定量化するための最善の方法についてはコンセンサスがありません。』とあります。活動量はMETではなく時間です。結果は、週7時間以上で相対リスクは0.82(95%信頼区間、0.70-0.97、P = 0.004)。 これもNIHからの助成金の支給を受けてますね。

51はNHSからの余暇活動、BMIと結腸癌リスクの関連調査。余暇活動が多い、BMIが低いとリスクが下がるのだそう。NIHからの助成金支給あり。

52Health Professionals Follow-up Study健康専門家追跡調査 、HPFS)とNHSからの身長、BMI、身体活動量と膵臓がんリスクの関連調査。この論文に似ています。NIHからの助成金支給あり。

53はNHSからの身体活動と不妊症の関連調査。DISCUSSIONにこう書かれています。『長期間の身体活動習慣は、持続的な体重増加、インスリン抵抗性の増加、および生殖能力障害を含む症候群を予防する可能性がある。我々のデータは、競争力のある運動トレーニングを除いて、女性が妊娠しようと試みる前の数年間の活発な活動の習慣は出生率を減少させず、そしておそらく増強するかもしれないことを示唆している。

「競争力のある運動トレーニングを除いて」が重要なポイントですね。ちなみにこれもNIHからの助成金支給あり。

54はNHSからの身体活動と胆石の関連調査。NIHからの助成金支給あり。

55はNHSからの身体活動と認知症の関連調査。NIHからの助成金支給あり。

56,57はNHSからの身体活動と総死亡率の関連調査。NIHからの助成金支給あり。

58はこれらの論文を基にした年代別の身体活動ガイドライン。CDC(アメリカ保健福祉省疾病管理予防センター)のサイトです。

どうも、NIHは身体活動と疾病に関して、たくさんの論文書かせてるようですね。そしてその多くにNHSが使われている。そしてCDCはそれを基に身体活動ガイドラインを定める。

しかし。今回のこの論文は、かなり、「こじつけ」が強いような気がしました。

もしかして他の論文もそうなんでしょうか?だとしたら…???


とりあえず次回は、参考文献からの情報を基に、この論文のデータを私なりに読み解いてみたいと思います。

これからまた治療に入るかもしれませんので、公開まで時間がかかるかもしれません。ご了承ください。



2019年3月11日 (月)

5年生存達成記念「乳がんと運動」

2011.3.11、あの東日本大震災から、今日で8年が経ちました。

そして私が乳がんの診断を受けたのは2014.3.11。今日で満5年になります。

抗がん剤の副作用が酷く、一度は西洋医学と決別。食事療法、漢方薬、陶板浴、ヨガ、その他もろもろ試行錯誤し、最近はまた西洋医学のお世話にもなりながら、何とか生きながらえております。

一時はかなり悪化したにもかかわらずここまで生きながらえたのは、抗がん剤での失敗以降、通説によらず自分で調べて実践してきた結果だと思っています。



「運動」を「軽めのウォーキング」に変えたのもその一つ。



前回の記事で書きましたが、自身の乳がんを自然療法で治したというロレイン・デイ医師、乳がん自然治癒のために「週4時間のエクササイズ」を勧めているそうです。

しかし私の実感では、エクササイズで痛みが増すことこそあれ、腫瘍が小さくなったりすることはありませんでした。

5kmのマラソンに参加した後、大量に出血したり。

乳がんにエクササイズがいいというのは本当なのか?と色々調べてみたのですが、

その根拠となったであろう論文はこちらのようです。

Physical Activity and Survival After Breast Cancer Diagnosis

この論文は、一時期「乳がんヨガ」のサイトに貼られていた厚生労働省による

がんの補完代替医療 ガイドブック 第3版

そこに参考図書として記載されていた本

「がんに効く」民間療法のホント・ウソ(住吉義光・大野智/著:中央法規出版、2007年)

に参考文献として記載されていたものです。

調査の内容は、 1984年から1998年の間にステージI、II、またはIIIの乳がんと診断された看護しさん達の追跡調査。2002年6月まで(死亡の場合はその時点まで)追跡調査された2987名の回答に基づく調査です。

余暇にどのような身体活動をしたかを調査して、METスコア換算で計算しています。

METスコアとは身体活動のエネルギーコストを評価するための尺度です。3METが1時間のウォーキング、7METが1時間のジョギングに該当するのだとか。詳しくはこちらを参照してください。

その結果が、下記の通り。

Google先生に翻訳してもらったものを張り付けてみますね。

>週に3 MET時間未満の身体活動に従事している女性と比較して、乳がんによる死亡の調整相対リスク(RR)は3〜8.9で0.80(95%信頼区間[CI]、0.60〜1.06)であった。 1週間あたりのMET時間 1週間あたり9から14.9 MET - 時間で0.50(95%CI、0.31-0.82)。

>コホートの残りの部分のような活動の最も高いカテゴリーの女性は主に歩行者でしたが、彼らはより長い期間歩いていました。45%が週5時間以上の歩行、28%が週1時間以上の自転車走行、28%が週1時間以上のエアロビクスクラスへの参加を報告しています。

ふーむ…。ウォーキング、ですか。「乳がんヨガ」の根拠としては薄いような。

他に似たような研究はないか?

そう思い、色々調べてみたら、こんな文献を発見しました。

Epidemiologic issues related to the association between physical activity and breast cancer.

乳がんと身体活動の関連についての21の研究のうち、15の研究で運動は乳がんリスク下げるとの結果、4件の研究で効果なし、2件では身体活動に関連した乳がんのリスク増加が見られたとのこと。

リスク低下も、リスク増加もあり?



さて、これはどういうことか?



運動といえば成長ホルモン。Wikipediaで調べますと、こう書いてあります。

>標的器官に直接働く場合と間接的に働く場合がある。間接的に働く場合、成長ホルモンが肝臓などにはたらきかけ、IGF-1(インスリン様成長因子-1、別名ソマトメジンC)を分泌させ、それらが標的器官に働きかける。

IGF-1!懐かしい。

抗がん剤の副作用を受けた後食事療法を試みることに決めたのですが、どれも経験則からの主張ばかりで科学的根拠に乏しく、信用できるのかどうか不安に感じていた頃、見つけたのがジェイン・プラント博士の「乳がんと牛乳」でした。

そこには、牛乳に含まれるIGF-1が乳がん悪化の原因となる、と書かれていました。

ははぁ…。これか。

そこで、IGF-1とがんの関連を調べてみたところ、いろいろ見つけました。

Growth hormone, the insulin-like growth factor axis, insulin and cancer risk

(Google翻訳)
>成長ホルモン(GH)、インスリン様成長因子I(IGF-I)、およびインスリンは、腫瘍の成長と進行を促進する可能性があります

The Insulin-like Growth Factor Axis, Adipokines, Physical Activity, and Obesity in Relation to Breast Cancer Incidence and Recurrence

(Google翻訳)
>IGF軸の変化は癌の危険性と進行を増大させる可能性があります。疫学的研究からの結果は、より高い循環レベルのIGF - Iが乳癌のリスク増加と関連していることを示している。

やはり、関連あるようです。そして

IGF1陽性の乳がんは食事療法の効果がある

IGF-1陽性の乳がん患者の炭水化物摂取と再発率とは相関するそうです。

IGF-1陽性の乳がん患者と、IGF-1陰性の乳がん患者がいて、IGF-1陽性の患者は低炭水化物食を処方されたグループの再発率が1/5に低下したとのこと。

IGF-1は「インスリン様成長因子」。インスリン同様、血液中の糖を使って細胞分裂を促します。なので、IGF-1陽性の乳がん患者は、糖分を減らす食事をすると予後が改善される、と。



納得しました。

私は運動以外では、甘いものを食べると具合が悪くなります。

これは、おそらく私は「IGF-1陽性」だということでしょう。

だから、医療関係者からは否定されがちな「玄米食(=低糖質食)」の方が調子がいいのだと思います。



そしてIGF-1の活動は成長ホルモンと関連しています。

Wikipediaにも成長ホルモンがIGF-1を「肝臓から分泌させる」と書かれてました。



そして成長ホルモンが分泌されるのは言うまでもなく「運動」です。

それも有酸素運動よりも無酸素運動、無酸素運動の中でも特に負荷の高い筋力トレーニング或いはそれに準じたスロートレーニング、加圧トレーニングなどで特に分泌量が上がるようです。

私の場合も、レスミルズプログラムなどの激しい運動による成長ホルモンの分泌で、IGF-1陽性の乳がん細胞が増殖した可能性があるのですよ。



上記の低糖質食の論文では、IGF-1陽性と陰性の患者の比率は半々ぐらい。

人種での差もあるようなので日本人で調べてみると、大腸がんでは35.6%とのデータがありました。IGF-1陽性だと肝臓転移しやすいそうです。

「運動は効果ある!」と声高に主張する乳がん患者、治療者がいる一方で、私のように「運動すると痛む」「出血する」乳がん患者もいる。

その理由は「IGF-1陽性か、陰性か」の違いにあるようです。ようやく分かりました。



ドイツの研究では、運動を推奨できる乳がん患者は1/3だそうです。

おそらく、「乳がんヨガ」が効果あるのも1/3程度でしょう。

残りの2/3にも勧めるのでしょうか?そしてBCYIは某社の協力も得ているようですが、もし乳がんヨガで乳がんが悪化したら「これでも飲んでね」ってことなのでしょうか?イギリスでは認可されてない薬のようですが。



乳がん患者「全員」がやってもいいのはヨガの中ではおそらく、呼吸法や瞑想法ぐらい。

運動全体の中では、最初の論文にあったような週に一時間程度の「ウォーキング」。

ウォーキングはごく軽い有酸素運動ですので、成長ホルモンをあまり分泌させません。

しかし、血糖値を下げる効果はあります。そのため低糖質食同様、IGF-1の活動が抑制されたのではないでしょうか。

私の場合、運動による痛みに気付いてから徐々に運動強度を落としてきたのですが、結局ウォーキングに落ち着きました。

どうやら、間違ってはいなかったようです。

アロマターゼ阻害剤の副作用による関節痛のため、連続して歩けるのは10分程度。この副作用には困ったものですが、その結果最適な運動とその量を見つけることが出来たのは「ケガの功名」でしょうか?



「息を吸って~、吐いて~。」との声かけだけなら、今どきはマッサージチェアでもやってくれます。

乳がん患者に「乳がんヨガ」などの特殊な運動を勧める人は、その患者の乳がんがどんなタイプなのか、しっかり見極めてからにするべきだと思います。

患者個人の考え方や性格のせいにする前に。

2019年3月 5日 (火)

アメリカの自然派女性医師

前回の記事で、妙な自然派乳がん患者のブログを紹介しました。

このブログでは、自分の乳がんを自然療法で治したロレイン・デイ医師のYouTube動画が紹介されています。

そしてその医師の実践内容を記載しているんですが、その内容がこちら。

・よい食べ物による適切な栄養摂取、動物性食品の排除
・砂糖抜き。砂糖は免疫機能を低下させる
・水を飲むこと。よくなりたかったら身体を脱水させてはいけない
・太陽光。体内の腫瘍を縮小させ、免疫力を高める
・新鮮な空気。室内の空気を吸い続けると腫瘍は二倍の早さで育つ
・週4時間のエクササイズで乳がんのリスクを減らすことができる
・治癒ホルモンがつくられる 10時から 2時の間に寝ていること
(治癒ホルモンの恩恵を得るためには 9時半にはベットに入っていること)
・ストレスから解放されていること
・他者を赦すこと
・医師ではなく神を信じること(身体を創ったのは、医師ではなく神だから)



「動物性食品の排除」はいいでしょう。乳製品にはエストロゲン、IGF-1その他乳がんを増殖させるホルモンが含まれてますし、肉にもそういったホルモン、サイトカイン類が含まれていたりします。酷いものになると肥育ホルモン剤が入っていたりしますし。



「砂糖抜き」も食事療法ではよく言われます。がん細胞はブドウ糖をえさにしています(それを利用したのがPET検査)ので、砂糖のみならずGI値が高いものは避けた方が良いようです。



「水を飲むこと」には若干の疑問が。私は一時期、乳がんに効くという漢方薬を煎じて大量に摂取していましたが、効果があったかどうか分かりません。煎じ薬やお茶ではなく、ただの「水」の方がいいということでしょうか?しかし水の飲み過ぎも胃酸が薄まったりなどの弊害もありますし。よく分かりません。

「太陽光」。これはビタミンDと関連します。浴びた方がいい。入院時に実感しました。



「新鮮な空気。室内の空気を吸い続けると腫瘍は二倍の早さで育つ」…?このあたりから怪しくなります。室内の空気を吸い続けるのが良くないなら、入院治療のみならず、フィットネスクラブでの運動も、病院内での乳がんヨガも良くないってことになりますねw



「週4時間のエクササイズで乳がんのリスクを減らすことができる」何度も言いますが私は毎日のようにフィットネスクラブで運動する生活してて、乳がんになったんですよ。乳がんになってからはむしろ、運動後に痛むことが多々ありました。この件については長くなるので、別途記事にします。



「治癒ホルモンがつくられる 10時から 2時の間に寝ていること

(治癒ホルモンの恩恵を得るためには 9時半にはベットに入っていること)」

えーっと…

「治癒ホルモン」?念のためググってみましたが…コレですか?

「『成長』ホルモン」のことでしょうか?だとしたら、がん細胞をも成長させてしまうホルモンですよ。実際、モーズ軟膏前、出血したり痛みが出ていたりしていた頃は、痛みは夜間に出ることが多かったのですけど。



「ストレスから解放されていること」はい、今はフィットネスクラブ退会しましたので他の会員の方から「ぶつかったでしょ!」とか「私、この人、キライ!」とか言われるストレスからは解放されておりますw



「他者を赦すこと」関係あるんですかね?あるとしたら何故?ストレスやホルモンの関係ですか?医師ならそのあたり解説すべき。



「医師ではなく神を信じること」はい、私は日本書紀や古事記には書かれていない(この辺りには来ていないことになっているが伝承が多数残されている)神を信じています。薬の神様でもあります。



ロレイン・デイもしくはロレーヌ・デイ医師。

検索してみますと、公式サイトが見つかりました。

もしかしてこちらも?


どうやら内海聡医師や近藤誠医師に近い方のようですね。

おそらく、医療の問題点について指摘し、改善すべく活動をされているようです。それはわかります。

しかし

内海聡医師も近藤誠医師も、実は、


がんの「治療」に関しては、大した実績残してないんです。


内海聡医師は確か、妊娠中にがんが発覚した妊婦さんを無事出産させたという報告をFBに上げてたことはありました。

でも、それだけなんです。

毒性の強い抗がん剤や侵襲性の高いリンパ郭清などの手術、強すぎる放射線では確かに、治るものも治りません。

治療に問題あるとして、問題提起するのはいいと思います。

ですが


がんって、自然療法でも、なかなか治らないんですよ。


なので私は、食事療法続けつつ、ホルモン療法、放射線療法などに頼っているわけです。


それと、このロレイン・デイ医師。

もともと「整形外科医」だそうです。

整形外科医が、乳がんの外科的手術を否定するのでしょうか?「手術ががんを発生させる」なら、膝関節の手術やなんかも受けない方がいい?よく分かりません。

非浸潤性乳管がんをごく初期に見つけて手術で切り取ったのを「自然療法で治した」って言ってるんじゃないのかなぁ?デジカメなどが無かった頃の話なので、腫瘍の画像出せないのは仕方ないのでしょうけど。

なあんて思ったりして。


こういうこと書くと、自然派さんからは「あなたは性格が悪いから治らないんだ!」とか言われるんですよね。

はいはい、私が性格悪いのは「遺伝」だと思いますよ~、だから、「性格遺伝子」がいい方向に変わる自然療法見つけてくださいお願いします、とでも書いておきましょうか。

長くなったので、「乳がんと運動」については別途記事にします。

2018年4月 6日 (金)

がんと運動 2

先日、FBのタイムラインにこんな記事が流れてきました。本文も引用します。


2018年2月16日より18日までアメリカ合衆国フロリダ州オーランドで開催されたThe Cancer Survivorship Symposiumのポスターセッションにて、術前化学療法中の乳がん、大腸がん患者に対する運動の疲労軽減、身体活動向上の効果を検証したPACT試験(Abstract 99)の結果がUniversity Medical Center Utrecht・Anne Maria May氏らにより公表された。
PACT試験とは、術後化学療法治療中のステージI-III乳がん患者(N=204人)、ステージI-III大腸がん患者(N=33人)に対して1週間に2回の頻度で理学療法士監視下にて60分間のサイクリング、ジョギングなどの有酸素運動、筋力トレーニングをし、1週間3回の頻度で自宅にて30分間の身体活動をする群(運動強化療法群)、または通常の身体活動をする群(通常ケア群)に無作為に振り分け、ベースライン時より4年後のMultidimensional Fatigue Inventory(MFI)に基づく疲労スコア、Short Questionnaire to Assess Health-enhancing Physical Activity(SQUASH)に基づく身体活動レベルを比較検証した多施設共同試験である。
なお、本試験に参加した患者204人の内4年後に生存していた患者は128人、その内訳は乳がん患者110人、大腸がん患者18人であり、運動強化療法群は70人、通常ケア群は58人である。
本試験の結果、ベースライン時より4年後の疲労スコアは通常ケア群に比べて運動強化療法群で-1.13(95%信頼区間:-2.45~0.20)減少を示したが、統計学的有意な差は確認されなかった。また、身体活動スコアも疲労スコア同様に通常ケア群に比べて運動強化療法群で高く、その値は141.77分/週(95%信頼区間:1.31~281.61)を示していた。
以上のPACT試験の結果よりAnne Maria May氏らは以下のように結論を述べている。”化学療法中の運動は、疲労、吐き気、痛みなどの治療関連有害事象(TRAE)を減少させる効果があることはよく知られています。しかし、4年間の長期に渡ってその効果があることを証明した試験はPACT試験が初めてです。”


こんな記事を目にして、

「やっぱりがん患者も運動した方がいいのか!ブログ書いてるアナタもフィットネスクラブに復帰しなさいよ!」

などとお考えのそこのアナタ。



よーく、読んでください。

「なお、本試験に参加した患者204人の内4年後に生存していた患者は128人、その内訳は乳がん患者110人、大腸がん患者18人であり、運動強化療法群は70人、通常ケア群は58人である。」



204人中128人生存?って、4年生存率63%?

しかも元の論文では「乳がん患者204人と大腸がん患者33人の237人、そのうち適した者は197人」になっている…?

そして4年後に応じたのが128人。

最初の237人のうち、他の109人が亡くなったのかどうか、abstractだけでは分かりませんでした。



「18週間の運動プログラム」を実施とのこと、約4ヶ月ですね。もしかしたら237人のうち適した197人を除く40人は、その間に亡くなってしまったのかも。



国立がん研究センターのがん情報サービスによりますと、日本では乳がんは5年生存率9割近いし大腸がんも7割程度です。

なのでもし「生存者128名」となると、4年でこの数値ですから

乳がん、大腸がん患者が運動すると生存率が落ちる

という結論が妥当なのでは…?

しかしこの論文はオランダで書かれたもの、オランダの5年生存率調べてみましたが分かりませんでした。


また、こんな記事もあります。

専門医に聞こう:乳癌に対する食事と運動の効果

生活習慣の要因、乳癌、うつについて
食事や栄養などの生活習慣のうち、不安やうつを和らげるのに効果的な要因はありますか。(乳癌と診断されるまでは、不安やうつの問題はなかったように思います)。
Ligibel医師:多くの試験によって、不安やうつには運動が効果的であることが明らかになっており、ほんの少し体を動かすだけでも、気分が改善されることが示唆されています。通常、少しずつ運動を始めることと、始める前に主治医に相談することを推奨していますが、データから、散歩などの適度な運動は、ほとんどの乳癌サバイバーが安全に実行でき、さまざまな点で健康によいことがわかっています。
癌サバイバーでの情報は限られていますが、体重を減らすことは、女性のうつに有効であるということも確認されています。



注目すべきはここ。

散歩などの適度な運動は、ほとんどの乳癌サバイバーが安全に実行でき、さまざまな点で健康によいことがわかっています。」

散歩程度なら、日常生活で出来ますよね。

徒歩や自転車での通勤・通学・買物等、自宅や職場内での階段の昇り降り、お子さんやお孫さんの送迎等、ペットの散歩、などなどを普通に出来る方は特に問題ない、ということではないでしょうか。

この記事はどちらかというと「寝たきりは危険ですよ」っていう話なのではないかと思います。

抗がん剤の副作用がきつくて寝てるだけの人、いますよね。私は大腿ヘルニア手術後の一時期がそうでした。

そうなると筋力落ちてサルコペニアにもなる危険性が出てきます。

そこだけは気をつけましょう、という話でしょう。
いや、でも、太ってるとがんリスク上がるし…という方。

もしかして、こんな記事を読んで、よし、運動して減量しよう!などとお考えですか?

閉経後の肥満、乳がんのリスクに 40~50代は要注意

乳がんの発生・増殖には、卵巣で作られる女性ホルモン(エストロゲン)が関係しており、特に排卵時期に分泌されるエストロゲンにさらされる時間が長いほど、発症リスクを高めるとされる。昭和大学医学部乳腺外科の中村清吾教授は「妊娠初期には、乳がんとの関係が深いエストラジオール(E2)というタイプのエストロゲンの分泌が低下するので、妊娠・出産回数が多いほど、乳がんの発症リスクは下がる」と話す。
また閉経後は、卵巣で作られるエストロゲンが大幅に減少し、その代わり、わずかではあるが体内の脂肪組織でエストロゲンが作られるようになる。そのため、BMI(肥満指数)が25を超える肥満の女性の場合、血液中の女性ホルモンが増加することで、乳がんの発症リスクが高まってしまう。閉経後は体脂肪のコントロールをすることが予防のカギだ。



はい、ここにも落とし穴があります。

「体内の脂肪組織でエストロゲンが作られる」

この表現。ネット上でよく見かけます。

しかし、脂肪細胞がそのまま女性ホルモンに変化するわけではありません。

エストロゲンは、「アンドロゲン」というホルモンから酵素アロマターゼを介して合成されます。

「アンドロゲン」は男性ホルモン、男性は精巣から、また男女ともに副腎からも分泌されます。テストステロン、ジヒドロテストステロンなど数種類が含まれます。



「テストステロン」。はい、フィットネスマニアなら聞いたことがあるはずですね。

そう、筋肉を増強してくれるホルモンです。
女性の場合、これが酵素アロマターゼを介してエストロゲンになるのです。



なので

運動する→テストステロン分泌→エストロゲン合成→乳がん進行

となるわけです。

なので、がん予防のために減量したいなら、一食抜いて代わりにお茶を飲む程度の、軽めのファスティングをお勧めします。



また、運動すると「成長ホルモン」も分泌されます。

この成長ホルモンも、がん細胞を成長させてしまうのです。

高身長の人ほど「大腸がん」になりやすい

性格とは無関係である一方で、がんが体形と関係することはわかっている。世界がん研究基金の報告書によると、「身長の高さ」によって、大腸がん、閉経後の乳がんはリスクが「確実」に高くなり、膵臓がん、閉経前の乳がん、卵巣がんはハイリスクの「可能性が高い」と分析されている。
高身長とがんの影響では、現在、成長ホルモンの働きに注目が集まっている。成長ホルモンには発達を促進するだけでなく、細胞の「アポトーシス」を阻害する働きもある。アポトーシスとは「細胞が自ら消滅する」ことを意味する言葉で、がん細胞の始まりとなる細胞の多くはアポトーシスされるので、人はがんにならない(それを逃れたら、がん細胞となっていく)。成長ホルモンが多く分泌される人は、アポトーシスが阻害されるため、がん細胞が増殖しやすい、と考えられている。



この他、成長ホルモンによって生成されるIGF-1(インスリン用成長因子1)が乳がん細胞の成長を刺激する、とも考えられています。これは「乳がんと牛乳」にも載ってました。



なので

乳がん患者は、せいぜい脚の筋肉を維持する程度の運動しか、出来ないのですよ。

アロマターゼ阻害剤飲んでれば大丈夫?

いや、耐性の問題があります。

おそらく、激しい運動続けてる方が耐性つきやすいでしょう。



それでも運動を勧める人は、エビデンス提示してくださいね。

特に、フィットネス関係者。

その中でも特に、メディカルヨガ関係者!

「ため息呼吸」についてもよろしくお願いしますw

2017年4月23日 (日)

医療とヨガ

二か月ほど前(2017/2)、「乳がん・がん患者のためのリハビリヨガセラピー」というのを受けてきました。

ところが

これがとんでもない代物でした。

「メディカルヨガインストラクター」であることを売りにしているインストラクターさん。アメリカにも研修に行ったとか10年やってるとか母が患ったのをきっかけにとか、プロフィールにはいろいろと書いてありました。

私は昨年秋に入院してからというもの身体が弱ってしまい、あまり動けない状態が続いており、何とかリハビリせねばと思っていた矢先でした。無料ということもあり、受けてみました。


ところが

リハビリどころか、乳がんをむしろ悪化させるような、胸の筋肉を動かす空手を模した動きや、「ため息をつく」など、リハビリでもセラピーでもなく、さらにはヨガともいえないような、詐欺的な内容でした。

しかし

ある程度予測はついてました。

その「メディカルヨガ」とやらの発祥が、インドではなくアメリカだったからです。

ユースタス・マリンズ著「医療殺戮」という本を読んでみてください。

アメリカで如何に「効果のある代替療法」が駆逐され、毒薬まがいの薬や身体状態を悪化させる療法が標準とされてきた経緯が、事細かく描かれていたからです。

フィットネスの発祥もアメリカ。スタジオプログラムを新たに作り、インストラクターを大量生産しライセンス契約をしてプログラムを実行させる。これも、各地に伝わる伝統的な武術や踊りなどを駆逐するためのもの、と言っても過言ではないでしょう。

特にフィットネスヨガに関しては、身体全体の歪みをとることを目的に、アサナの見た目よりもアライメントを正しく行う、そのためのプレパレーションも念入りに行うインド式のヨガとは違い、なんとなくヨガっぽいポーズをとれてればOK!みたいな軽いものになってます。

その結果、フィットネスヨガは本来のヨガとはかけ離れたものになりました。

メディカルヨガも、その程度のものでした。

何しろ「がん患者のためのリハビリ」と言いつつ、鬱状態を改善したいという方も参加されていました。

おそらく、腫瘍や傷痕周辺のケアや、乳がんに関連していると言われる女性ホルモン、そのホルモンバランスの改善や、むくみその他がん患者に特有な症状の改善などはハナから考えておらず、メンタル面でのケアのみを目的としたものなのでしょう。

「動いて脳内麻薬出してスッキリ、これでがん患者もハッピー!」

みたいな。これではレスミルズと大差ありません。


最近ではネット上で「月経血コントロールヨガ」というものを何度か見かけました。

月経血、コントロールできますよ。ええ、私も気付いたら出来てましたから。

しかし

「月経血コントロールヨガ」の内容はどうやら、骨盤底筋群などを鍛えるのみのものになっているようです。

これだけではコントロールなんぞできません。

まずは「生理痛改善ヨガ」からでも始めるべきでしょう。

生理痛は、必ずあるものではありません。

痛む人は、どこかに異常があるのです。生理痛はそれを知らせてくれているのです。

ヨガでそれを改善することは出来ます。

しかし、フィットネスヨガではそれをやりません。

何故なら

「痛み止めが売れなくなる」からです。

酷い人は産婦人科で低用量ピルを処方してもらっているかもしれません。

それも、ヨガで生理痛が改善してしまっては、必要なくなってしまいます。

だから、「生理痛改善ヨガ」ではなく「月経血コントロールヨガ」と銘打つのです。

「月経前症候群改善ヨガ」でも良さそうですが、何故「月経血コントロールヨガ」なのか?


まぁ…あれですよ。

前にも書きましたね。3S政策

月経血をコントロールするために、膣周辺を鍛える。

そうすると、下卑た男などはこう言ってくることでしょう。

「へぇ、じゃあその『月経血コントロールヨガ』やると、アッチの方の締まりが良くなるわけ?www」

ヨガにこういうイメージを持たせたいのでしょう。

アホらしい。

「フィットネス」って大概そんなものです。真面目にやるとバカを見ますのでお勧めはいたしません。

2016年12月 6日 (火)

フィットネスについて 7 プレコリオ…?

今回はまた再びフィットネスについて。

スタジオプログラムとして広く行われている「プレコリオプログラム」についてです。

プレコリオ、つまりあらかじめ振付が決まっているプログラム。

LesMills、MOSSA、RadicalFitness、ZUMBAなどがそれぞれ独自のプログラムを世界中に配信しています。

私が通うクラブのプレコリオプログラムが、LesMillsとZUMBAのみからRadicalFitnessも加わることになった時のことを以前書きましたが、今回はそれ以前の話。

不快な記憶をいろいろ思い出してしまったので、ここで吐き出させてください。


当時通っていたフィットネスクラブ。久々に行ったらBODYPUMPなるプログラムが導入されておりました。

どうやら、ステップ台と短く軽いバーベルを使用した、筋トレ系のプログラムの模様。

以前フィットネスサークルでベンチプレスなど行っていた私は特に抵抗もなく参加を決め、試しに出てみました。

やってみたらなかなか楽しい。ただ、久々の運動で筋肉がかなり落ちており、たった1kgのプレートがかなり重く感じられました。これはいかん、と継続して通うことに。

ところが

BODYPUMPというのは使用曲が決まっていて、45分や60分の時間内にそれを終わらせなければいけません。当然、詳しくフォームの説明などしている時間はありません。

かつてサークルでやっていたとはいえ、きちんと習ったわけではありません。見よう見まねで行っておりました。

そして通っているうちに筋肉がついてきて、プレートの重さもだんだんあげていくことが出来ました。

しかしある時、スクワットのウェイトを上げてみると、左膝に痛みが。

整形外科に行ってみますと、半月板損傷との診断でした。

健康のために通っていたはずが、ケガをしてしまうなんて…がっかりしてしまいました。

そして、プログラム参加を控えていると、ストレスが溜まってきました。

おそらく、その時すでに、有酸素運動によるエンドルフィン、ドーパミンなどの脳内麻薬の中毒になっていたのだと思われます。有酸素プログラムに参加不能となり、それらの脳内麻薬を出す機会が失われ、それがストレスになってしまった、と。

ストレス解消も兼ねて始めた運動が、ストレスの元になってしまっていたのです。

ケガの原因は当時は分かりませんでしたが今は分かります。

インストラクターは何故フォームを詳しく教えてくれなかったのかと恨みつらみの一言も言いたくなりますが、フィットネスとはそういうものです。脳内麻薬中毒にしてナンボなんです。毎月会費払って来てくれて、有料プログラムや有料イベント、ドリンク、サプリ類などでおカネを落としてくれればそれでいいのです。参加者の健康なんぞ知ったこっちゃない、そういう世界です。

特にBODYPUMPは各部位ごとに1曲、5分程度のトレーニングを行います。軽負荷ですがハイレップです。関節を動かす回数はかなり多いです。若い人にはいいかもしれませんが、高齢者にはどうかと思います。

そしてBODYCOMBATも導入されました。

最初の頃は丁寧な指導があり楽しかったのですが、インストラクターが変わるととたんに手抜き指導に。フォームなってないは、コリオ間違えるは、くだらないおしゃべりばかりで曲が少ないは、…不満に思っていた時にある「事件」が起きました。

LesMillsの曲は3ヶ月ごとに新しいものが出るのですが、当時BODYCOMBATは週に2回、水曜日と木曜日に続けてあったので、最初の1ヶ月ぐらいで曲とコリオ(振付)を覚えてしまったりしていました。

なので、インストラクターのキューイングがなくても動けてしまっていたのですが…

ある時、多分BC1402だったと思います。

デコイターンの後、再びコンボ。これをやり終えて、回し蹴り(ラウンドハウスキック)の後、周囲を見てみると…

誰もやってない。

えっ?なんで???

ヘンな汗が出てきました。間違えた!? いやいや、ここはこのコリオのはず…

そこでインストラクターの一言。

「あれっ、みんなどうしたの?」

…インストラクターがキューイングを出してなかったのでした…。

忘れたのか意図的にやったのか分かりませんが、とにかく恥ずかしく不快な思いをしました。

そして、こういう場合はどうすればいいのか?

インストラクターに従うのか?記憶の通りにやるのか?



エアロビクスなどでは、インストラクターがコリオを決めます。なので参加者が勝手に動く、なんてことはありません。

なのでプレコリオプログラムでも当然、インストラクターに従うのが筋でしょう。

だって、自分の記憶とインストラクターのキューが違った場合、どうなりますか?

右へサイドキックか左へサイドキックか。インストラクターのキューが反対だった場合、たとえそれが間違ったキューでも、皆と動きを揃えないと、隣の人に当たってしまいます。

そうでなくても混雑したスタジオで接触することは多々あります。実際私も、何度も蹴ったり蹴られたり、足を踏まれたり手を踏まれたりしています。

自分はこの曲を覚えているから、と、自信をもって蹴りを放ったらキューイングは違う動作で、周囲の人に当てて怪我をさせてしまった、なんてことになったら…?

インストラクター側のキューイングミスだったとしても、おそらく相手は私の側の責任だと言い張るでしょうねぇ。インストラクターが知らんぷりするであろうことは言わずもがな。



というわけで。キューイングミスをするようなインストラクターに従わなければいけないようなプログラムには参加したくない。

そこで、スタジオから離れて、総合格闘技のサークルに参加したり、空手を習ったりするようになりました。

ところが。

この頃から周囲に妙なことがいろいろと起こるようになり、空手は一時中断、その後再開することになるのですが…。

当時は、ネットも今ほど発達しておりませんでした。

筋トレや格闘技の技法について調べたくても、なかなか情報がなかった時代。

インストラクターのウソは見抜けませんでした。

反省してます。

ですが

この時感じたフィットネスへの不信感は、その後も継続、さらに増大していきました。

学生の頃からフィットネス・サークルに参加していた私ですが、今ではすっかり、アンチ・フィットネスですwww



ある程度の年になりますと、負荷をかけての筋トレは健康維持には必要ありません。やるとしても自重トレでOK。自宅でも出来ます。

そして何度も言いますが、フィットネスクラブでの有酸素運動は、脳内麻薬中毒にしてナンボなんです。トレッドミルでのジョギングやプールでの水泳などのように、時間帯や強度など自分でコントロールできればまだいいのですが、こうした出来合いのプレコリオプログラムのシステムに組み込まれてしまうと厄介です。

「ヤク」から抜け出すのは大変なんですよw

しかも悪いことに、プレコリオプログラムって、インストラクター自身も皆、中毒になってしまっているのですよ。困ったことに…。

しかも本人達も全く気付いてない。お財布(お給料)まで握られてちゃ、抜け出せないのも仕方ないとは思いますが…。



ちなみに私は10年以上かかりました。病が教えてくれて気付きました。なるべくしてなった病気なんだと今は納得しています。この腫瘍に感謝です。

皆様もお気を付け下さいましwww

2016年11月25日 (金)

フィットネスについて 6 BODYCOMBAT

先日鼠径ヘルニアで入院しましたが、そのきっかけとなったのは前日に某フィットネスクラブに行って参加した、BODYCOMBAT30のクラスでした。

BODYATTACKとの違いを出そうと、ちょっと腰を入れて、格闘技風のニーキックなどをやっていたら腹圧が上がってしまったのか腸が何やら動いたのか、帰宅後にものすごい痛みが襲ってきました。

そして入院し、退院してきたわけです。その後はBODYCOMBATのクラスには参加しておりません。

そのBODYCOMBATですが、プログラムディレクターのダン・コーエンさんにお子さんが生まれたそうです。Facebookに画像がアップされておりました。おめでとうございます。

ところで、レイチェルの方はどうなんでしょう?

入院中、ツイッターにこんなリンクが流れてきました。

Vol.54 時代を飾るキウイ レスミルズ・ボディジャム・ディレクター
http://www.ecube.co.nz/backnumber/54

いつもコリオ動画に一緒に写っているダンとレイチ、一度結婚したらしいんですが、どうやら別れたようですね。

結婚したのはいつでしたか?これは2006年、まだ独身だった頃のようですので、その後の2007年か2008年あたりでしたでしょうか。

私はそのニュースを聞いた時に、こう思いました。

「ふーん、ならこの後しばらくしてレイチが妊娠したらどうするんだろう。他の人に交代するのかな。出産して戻ってきて『ママさんディレクター』か。あちらの方が女性の社会進出は進んでるから、そうなるんだろうな。」

しかし、予想に反してレイチの出産休暇はありませんでした。

なんでだろう?とずっと考えていたのですが…。

上記リンク読むと、レイチはアスリートでもなく運動生理学の専門家でもなく、「パフォーミングアーツ」を学んでいたミュージカル女優志願の女の子だったのですね。

いやぁ…私はてっきり、レイチは何かスポーツをやっていたアスリートで、それでフィットネスの仕事始めて、それでたまたま関係者の目にとまって…だと勝手に想像していたのですが。ダンスや演技をやっていたのですか。驚きました。

とても格闘技の動きには見えないあの動画の動きも納得です。

レスミルズにコリオグラファーやディレクター志願で集まってくるインストラクターは多いと思います。

しかし、世界中に動画でもって広めるには、インストラクターとしての実力だとか知識などよりも、「美人」のプレゼンターが必要。それも「白人」の。

イギリスでパフォーミングアーツを学んでいた若く美しいレイチと、格闘技経験のあるダンのコンビは、うってつけだったのでしょう。

だから、ボディコンバット部門の欠員が出た時に、世界各国からの大変な数の応募者の中から選ばれたのですね。

納得しました。

代わりはなかなか見つからないでしょうね。それに見つかったとしても、継続してやってもらうか、レイチに復帰してもらうか、などいろいろ面倒ですし。

そしておそらく本人も、出産による身体の変化や、育児との両立、キャリアの維持などで悩んだのだろうと思います。

2012年頃には、離婚していたようです。

レスミルズ(に限らずプレコリオプログラムの配布元)がインストラクターに求めるものも、おそらく見た目とか演技力とか、そういうものなんでしょうねぇ。

BODYCOMBATマニアの皆さんも、レイチに近づきたかったら格闘技などではなく、例えばこんなところで、歌やダンスや演技などのミュージカルのスキルを磨いたりしたらいいのかもしれませんねw

ああ、ちなみに私も学生の頃、劇団に片足突っ込んでましたっけw 今思い出しましたwww



11/26追記

離婚の原因はもしかしたら不妊かもしれませんね。

女性アスリートが無月経になったりするのはよくありますし。

激しい運動を毎日何時間も、その結果としての低体脂肪、汗をかいたらシャワー、スポドリにプロテイン、ワークショップやイベントでの出張、多忙、ストレス。

まぁ、仕方ないでしょうね。

レスミルズインストラクターの女性達の中にはレイチをロールモデルとしている人も多いと思いますが…どうなんでしょうねぇ。

2016年2月28日 (日)

がん悪化の条件

乳がんが発覚してから、もうそろそろ二年になります。
体調は、抗がん剤の点滴を受けた直後よりは随分よくなりました。
しかし、まだがんは消えてないようです。

 

Dsc_0108_2
画像は、私の右胸にある腫瘍です。今日撮影しました。
二年前は、こんな風に目で見てわかるようなものはありませんでした。
一年半前、右顔面麻痺になった時ですらこんなものはありませんでした。
胸の一部がこのように変色して盛り上がっていることに気付いたのは去年の秋頃。多分、

その前から少しずつ大きくなってきていたんだと思います。一年前(2015/3)ぐらいから。
さて、その頃何があったでしょう?
そうそう、今日はこれから久しぶりにBODYCOMBATに参加の予定。
もうそろそろ新曲67がリリースですね。
ということは、一年前は4つ前の63。
63といえば?歌いまくりましたねぇ、6307とか6304とか。
6304の一部はまだ歌えないんですが、そうそう、ベアクロールとかプッシュアップとか筋コンの類が出て来ましたコンバット2なのに。
そうです。BODYCOMBATがサーキットトレーニング的手法やHIIT的手法を取り入れてから、私の乳がんは悪化しました。
あくまで個人の実感ですが、以下の条件に該当するとがんは悪化します。
1.免疫が落ちた時
疲労がたまっていたり、風邪などのウィルスにやられ気味だったりした時。温かくして休んでいると少し熱っぽくなった後に治ります。
2.糖分を摂りすぎた時
体内の菌が増殖してしまい、それに対抗して細胞を守ろうと細胞壁を厚くしようとして、間違った形で出来上ったがん細胞が増殖してしまう。そういう理屈らしいです。
3.肝機能が落ちた時
早い話が飲酒後です。肝臓周辺を温めたり、しじみやウコンなど肝機能を向上させる食品などを摂ることで改善します。
4.運動しすぎた時
筋トレ系の激しい運動をすると成長ホルモンが出ますが、これが2.で出来た「間違った形の細胞壁」であるがん細胞をも成長させてしまいます。深夜に痛みます。患部を温かくしてもあまり効果がないのが特徴。肝臓と腎臓周辺を温め、幹部はむしろ冷やした方が良いようです。
63以降のBODYCOMBATは、かなり手抜きをしても成長ホルモンが出てしまうような構成になっているようです。

なのでSH'BAMやBODYJAMに出ようかと思ったのですが参加者が多過ぎて入れないことが多く、63~66の頃はBODYCOMBATばかりに出ていました。
ここ一ヶ月ほどは、多忙だったこともあり、BODYCOMBATにも殆ど出ていません。バレンタインデーにチョコ渡しに行ったぐらいですが、体調はいいです。甘いものとお酒にさえ気をつけておけばそれほど悪くなることはありません。
実は今日これからまたBODYCOMBATに参加の予定なんですが…今後どうするかは今後のフィットネスクラブのスケジュールと自分の予定を考慮して考えていきたいと思います。
ところで
すでにあるがんが悪化する、ということは
そうです
「BODYCOMBATやりすぎるとがんになる」という可能性は否めません。
もちろん頻度や強度、その他の生活習慣にもよるのでしょうが
アミノ酸や砂糖、添加物だらけのドリンクにプロテイン、汗をかくことによる体温低下、そして成長ホルモン。HIITは息が切れるぐらいのハードな運動で体内は一時的にですが酸欠になります。がんが発症する条件はいやというほど揃っています。
レスミルズが出来てまだ30年もたっていません。インストラクターやマニアの方々の健康は維持出来ているのでしょうか?今後明らかになるとは思いますが、アスリートの平均寿命は一般人より短いということは既に判明しているようです。
BODYCOMBATマニアの皆様、そしてインストラクターの方々お気をつけ下さいましwwwww
2019年5月
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Sage's Link List

  • がん対策推進基本計画
    厚生労働省が平成24年に発表したもの。これによると、治療せずに様子を見る「経過観察」はしちゃダメ!なのかな?なんで?w
  • 国立がん研究センター
    食事療法については何も載っていません。アルコール摂取を控えましょう、肥満に注意しましょう、ぐらい。

Sage's Music List

  • サラ・ブライトマン: 神々のシンフォニー
    日本盤のみボーナストラック追加。
  • 3/8にリマスター発売。
    Pink Floyd: 狂気
    まさに「狂気の沙汰」ですね。
  • Walk This Way
    RUN D.M.C.:
    エアロスミスとのコラボ。
  • Somewhere I Belong
    LINKIN PARK: METEORA
    あるプログラムでの使用曲。
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