最近のトラックバック

最近のコメント

Sage's List

2018年9月19日 (水)

西洋医学のがん治療は否定すべきか

放射線治療を終えて二週間が経過しました。

おかげさまで経過は良好です。


さて、最近、がん治療に対する考え方が少し変わりましたので、ここに書いておきますね。


もっと早く更新したかったのですが、遅くなったのには理由があります。

パソコンが壊れてしまったのです。


代替機を選んで購入、それを使いやすくカスタマイズするのにしばらくかかりました。


中古パソコンを幾つか試したのですが、その中で一つ、珍しいものがインストールされているのを見かけました。

「ATOK2017」です。

ATOK、ご存知でしょうか?30年ほど前、NECが出していた日本語MS-DOSパソコンのPC98シリーズ、

その上で動くワープロソフトといえば「一太郎」でした。

その「一太郎」で使われていた漢字かな変換、それが「ATOK」。ジャストシステムの製品です。

2017バージョンが出ているとは知りませんでした。ああ懐かしい。

その頃からパソコンをお使いの方はご存知だと思いますが、初期のMS-IMEの漢字かな変換機能というものは、使い物にならない位クs…ではなくゴm…いえあの、あまり「質が高いとは言えない」シロモノでございました。はい。学習機能もなかったので辞書登録しまくった記憶があります。

ですが、今はどうでしょう。かなり使いやすくなりました。

もはや、文句を言う人はあまり見かけません。

大量に売ることで標準化したこともあるのでしょうが、優秀な人材を集めて機能を向上させたというのも理由の一つでしょう。

わざわざオプションでATOKを入れる必要はなくなってしまいました。


このような現象は、実はがん治療についても、同じことが言えるのではないかと。


がんは予防が大切。そしてその予防には東洋医学や自然療法も重要な役割を果たす。それは分かります。

しかしいざ、腫瘍が大きくなってしまうと、東洋医学や自然療法では、なかなか治療できません。


モーズ軟膏を塗布した時にも感じたことですが、

「腫瘍が小さくなると体調は劇的に良くなる」

のです。


これは、手術でも放射線治療でも同じだと思います。

(ただし抗がん剤は違います。この件はまた別途)


一方、東洋医学では「腫瘍を一気に小さくする方法」がないのですよ。

毎日毎日、身体を温めたり、漢方薬飲んだりして、少しずつ小さくしていく。

しかしそれでは間に合わないのですよ。少しでも悪化させてしまったら、元の木阿弥ですし。高価な漢方薬が無駄になってしまったり。


そんな経験から、「腫瘍を小さくする」治療は、ある意味で「救急医療」のカテゴリに入るのではないか、と最近は考えるようになりました。

放射線治療を試しに受けてみたのも、そういう理由からです。


西洋医学の方は、日本では優秀な人達が集まっていろいろと研究を行っています。

その結果、副作用が少なく、治療効果の高い方法にはどのようなものがあるのか、分かってきているようです。


なので

三大療法を毛嫌いするばかりでも良くないのではないかと、最近は考えるようになりました。


そして「自然派」の方々の中には、西洋医学を嫌うあまりに、西洋医学の効果を過小評価し、それ以外の代替療法を過大評価する人が多くいることに気付いたり。

先日は、某施設のチラシに座談会形式の体験談が載っているのを発見しました。この「体験談」そのものも問題あるのでは?と疑問に思いましたが、酷かったのはその内容。

「ちょっとした手術はしたけど、それだけ。あとはここに通って治しました。三大療法しなくても治っちゃった!」

はぁ?

「三大療法」って、「手術、放射線治療、化学療法」ですけど…

「手術」しておいて「三大療法しないで」って???


どうも、西洋医学が進んでしまったので、それ以外の方々との差が開いているように感じます。

今度NHKで東洋医学について放送するようですが、

今の日本の東洋医学では、がんは治せないでしょう。西洋医学との組み合わせで、より患者に負担のない治療を模索することは可能だとは思いますが、それが進んでいるとも思えません。

何しろ、優秀な人は西洋医学にばかり行ってしまうので…。


今、中国では研究者募集しているそうです。

あーあ、若い頃もっとしっかり勉強してれば…。この年でも中国行って漢方の研究しようという気になったかもしれない。パソコンゲームで遊んでばかりいたからなぁ…。

仕方ない。今、自分でできることを何とか、やっていくしかない。


まずはこの論文を読破してそれが意味するところを調べないと…。

The Microbiota of Breast Tissue and Its Association with Breast Cancer

東洋医学的な療法はおそらく、この「細菌叢」を変化させるということなのだと思いますが、微生物についてはあまり詳しくないので分からないことだらけです。

この論文については続報を出す予定ですが、いつになるかはわかりません。ご了承ください。

2018年8月 8日 (水)

免疫細胞療法

最近また、いろいろ調べ始めました。

がんと運動の関係とか、がんと肥満の関係とか。そのうちアップしますね。


今回は、免疫細胞療法について。


SNSでは腫瘍内科医さん達は、免疫細胞療法を「詐欺だ!」と否定されてますね。

どうも、この「免疫細胞療法は効かない」ってのは誰が流行らせてるのか知りませんが、わりと良く聞くお話です。

茨城県が配ってるがん関連の冊子にも書いてありました。


しかーし!

少なくとも、肝臓がんの再発予防には、活性化リンパ球療法は効果があるようです。

根拠はこちら。

Adoptive immunotherapy to lower postsurgical recurrence rates of hepatocellular carcinoma: a randomised trial.

1992年から1995年にかけて行われた治験の報告。2000年のLancet誌に載っています。

肝臓がん手術後の患者150人を2つのグループに分け、一方のグループには偽薬、もう一方には活性化自己リンパ球療法を施した場合の、無再発生存率の変化を調査されたそうです。

その結果明らかに、活性化リンパ球療法を受けたグループの方が無再発生存率が高かったのだとか。


但し、私はこの論文はサマリー読んだのみです。会員になってないので、フルテキストにアクセスすることが出来ません。

フルテキスト読める方、治験の正当性や利益相反などについて、疑問点があるようでしたらご指摘願います。

2018年6月21日 (木)

乳がんヨガ

先日、こんなイベントがあるのを発見しました。

【募集開始】乳がんヨガ指導者養成講座 つくば市

ほぉ。以前、ヨガとは言えないヨガセラピーの講師を務めた方が、今度は「指導者養成」ですと。

なーにやってんだか。

と思ったら。

乳がんヨガ」、大々的に宣伝してやってるんですね。

しかも、サイトでは「術後の回復にリハビリとしてのヨガを推進しています」とありますが、指導者養成講座へのリンクの画像には「乳がん患者さんにヨガを教えてみませんか」とあり、対象が「乳がん経験者」なのか「乳がん患者」なのかハッキリしません。

一応、サイトでの文章読む限りは対象は「乳がん経験者」のようです。おそらく医療広告ガイドライン対策でしょう。

どうやらこの「メディカルヨガ」。こちらの本を教科書にしているようです。

メディカルヨガ-ヨガの処方箋

中古品を買って読んでみました。amazonよりヤフオクが安かったのでブックオフヤフオク店からの購入です。

この本自体は、真面目な本です。ヨガの基本も書かれているし、各症例に応じた内容は医学的根拠を伴って書いてあります。食事のアドバイスもありますし、安全にも配慮しています。

しかし「乳がん」の章はありません。

あるのは「がん」の章。第12章です。

その章の最初のページ(p200)に、ある乳がん患者さんが「慢性病患者にヨガを教える正看護婦(原文ママ)」からヨガセラピーを受けることになるまでの経緯が記載されています。

手術後の、化学療法中に受け始めたのだそうです。

次のページには「ヨガができること」という項目があり、こう書かれています。

以下引用

-----

ヨガを通じ、がん患者は化学療法などの治療の期間やその後のストレスを和らげ、副作用を乗り切ることができるでしょう。がん治療を受けている人は通常、力強い動きのヨガは行いませんが、ヨガのポーズはそれぞれの身体の状態に合わせて調整できます。心身回復の姿勢と簡単な呼吸法(プラーナヤーマ)は活力を与え、なおかつ、リラックス効果があり、また身体に負担をかけることはほとんどありません。瞑想やイメージ・トレーニングには、深いリラックス効果があり、不安を和らげることができます。

-----

この後、瞑想、呼吸法などのについての記述が続きます。

注目すべきはここです。

>ヨガを通じ、がん患者は化学療法などの治療の期間やその後のストレスを和らげ、

化学療法を受けていることが前提のようです。

何故か?

以前書きましたね。乳がん患者が運動するとどうなるか。

実際、p202には「痛みがひどくなったとの否定的なコメントをした人がいました。」との記述があります。

科学的根拠としては、よくある「QOLの向上」と、p203で「悪性黒色腫患者の疲労感、抑うつ感、精神的混乱を大きく和らげ、がんと闘うナチュラルキラー細胞の働きを活発にすることがわかりました。」
とあるのみです。

6年後の追跡調査で、悪性黒色腫患者のうち認知行動療法(ヨガとは書かれていない)を受けた34人のうち死亡者は3名、比較対照群、つまり認知行動療法を受けなかった34人のうち死亡者は10名。
悪性黒色腫とは皮膚がんの一種で、メラノーマと呼ばれるものです。オプジーボが適用されることでご存知の方もいらっしゃるかもしれません。

ほくろのような黒いシミが特徴。紫外線曝露と機械的刺激が影響しているのではないかと考えられているようです。

NK細胞が増えたとはいえ、6年後の死亡率が1割弱。行わなかった場合と比べて確かに減ってはいます。

おそらく、紫外線曝露が多かった方がそれを減らし、認知行動療法を行うことで免疫が改善した、ということはあるのかもしれません。

ですが、機械的刺激でメラノーマ発症された方が、認知行動療法による機械的刺激で悪化された可能性はないのでしょうか?

さらには、確か、NK細胞はただ増やしただけでは効果なかったのではありませんでしたか?

呼吸法や「マインドフルネス瞑想法」による効果はあるでしょう。もしかしたら免疫チェックポイントを改善する方向にはたらくこともあるかも知れません。それならそれで、アサナを行う前にしっかり呼吸法や瞑想法を行っておくべきです。



何故なら、p212を見てください。



「スーダ・キャロリン・ランディーンはクリパル・ヨガの指導者で、三度にわたり乳がんを克服したのですが、手術後1週間はストレッチを控えることを勧めています。また、自らの経験から、控えめにヨガを楽しむことの重要性を述べています。」



この記述からは何ともいえませんが、おそらくこのスーダ・キャロリン・ランディーンは、ヨガの指導者として働きながら、乳がんが再発した経験を持っているのではないでしょうか。

だから、自分の経験から、ヨガは控えめにしなさいよ、とアドバイスしているのではないでしょうか。



メラノーマや内臓系のがんなど、ホルモンが関連しないがんも含めた「がんヨガ」ではなく、ホルモンの影響の大きい「乳がん」患者や経験者を対象とした「乳がんヨガ」。

大病院が率先して行うのも理解できます。何しろ抗がん剤やホルモン療法などとの併用必須ですからね。併用しなければ悪化します。間違いないです。



ちなみに、他にもいろんなヨガやってるらしいですが、「メディカルヨガ」の本に出てくる「うつ病」「不眠症」「糖尿病」「繊維筋痛症」などのクラスはないようですね。

「うつ対策ヨガ」なんて流行りそうですが…

何故やらないか?反西洋医学系の人ならピンとくるでしょう。



「向精神薬が売れなくなるから」



結局、こういうことです。あー疲れた。アイアンガーヨガの本に載ってたアサナでリラックスしよう。

機会があれば、「メディカルヨガ」と「アイアンガーヨガ」の違いも書くかも知れませんが、それは、問い合わせの返事が来てからですね。

2018年6月18日 (月)

食?運動?心?

こんな記事発見しました。

がん患者と共に断食合宿へ行った結果、2年後生還者はゼロだった衝撃の経験。その理由を、今からお話しします。

私もマクロビ嫌いではありませんし、このサイトの記事はよく読みます。FBで流れてくるので。

しかし、この記事には反論させていただきたい。

>食と体と心、この3つのバランスがしっかり取れないと本当の健康にたどり着きません。

それはわかります。

が、乳がん患者6名を連れての断食合宿を行ったとのことですが。

>この後2年の間に全員が亡くなりました。

は?

>「大変申し訳なかった、言ってなかったが、彼女たちが治らないのはわかっていたんだ!」
>「え、わかっていたってどういうことですか?」
>「彼女らは、自分で治そうとしていないんだ、私(医者)に治してもらおう、薬が、サプリメントが治してくれる、そう思ってる。」
>「まして、がんになった事自体、人のせいにしている、自分は悪くない、あの人が私をいじめるから、責めるから、いや遺伝だ、体質だ、だからしょうがないんだ、なんて思っている。」

ふーん。

っていうことは、がんになったことを「今までの食事のせい」にして食養生しても断食しても、「全く効果がない」ということですか。


違うでしょ?

指導が間違ってたんでしょ?

メンタルが原因なら、何故、徹底的にカウンセリングしないんですか?

合宿なんだから、「逃げ」られないはずでしょ?


結局、この医師は自分のミスを患者のせいにしたんです。

酷い話。


こういう医師がいるから、断食だとか酵素栄養学が「トンデモ」呼ばわりされるのではないですか?


「運動が大事」とか言って、乳がん患者に運動させて、ホルモン大量分泌させてかえって悪化させたとか、女性ホルモン作用のある漢方薬処方して悪化させたりとか、そういうこと隠してませんか?


最近、「乳がんヨガ」ってのも出来たようです。しかしサイトにも「アメリカのエビデンスの多くが症状の改善ではなく、QOLの向上に関連したものである」ってしっかり書いてあります。

乳がんの症状の改善ではありません。


遺伝的要素が強い乳がん患者は、無再発生存率が低いことは事実です。

これを、「心の問題」にすり替えて、QOL向上が第一!と断食合宿させたりヨガさせたり。


それで再発したら、あなたがたの責任にもなるんですよ。

でも、そんなこと関係ないんですよね。何故なら


「心の問題が一番大事なんだから!文句言ってる様じゃダメ!」


なんですから。

「心の問題」、便利な言葉ですよね。



6/19 追記

IN YOUさん、2018/6/17付でこんな記事出されてたようです。

乳がんを自力で治癒・克服した私が思う、癌の弱点と、乳癌の「対処治療と根本治療の違い」について。医師のいいなりで治療方法を決めない為にできること

はいこれ、医療広告ガイドライン規制違反の「体験談」ですね。

私、同様の事例(三大療法を断り自然療法など実践)で、お亡くなりになった方の話も聞いてます。

なので、体験談など全く意味ありません。

IN YOUのライターさん、カナダ在住の方だそうで、日本語も怪しいですね。IN YOUというのは、そのあたりのチェックをしないサイトのようです。

2018年5月24日 (木)

乳がんのガイドラインと手術とがんもどき

乳がんのガイドラインが改訂されたそうです。

しかしネットには載ってないんですね。

こちらで、書籍として販売してます。

金原出版
http://www.kanehara-shuppan.co.jp/books/detail.html?isbn=9784307203876

税込5,400円。

国内で乳がん治療を行う病院が全て購入するとしたら、すごい数でしょうね。出版不況もどこ吹く風、みたいな。

報道によると、乳がん患者はがんになっていない側の乳房も予防のために切除することを「強く推奨する」ことになったのだそうです。

>「予防」切除強く推奨 逆の乳房も発症リスク(毎日新聞2018年5月16日)

>日本乳癌(がん)学会は16日、3年ぶりに改定した診療ガイドラインを公表した。遺伝子変異が原因で乳がんを発症した患者について、がんになっていない側の乳房も再発予防を目的に切除することを「強く推奨する」との見解を示した。推奨の度合いをこれまでの「検討してもよい」から最も高い段階に引き上げた。ただ、予防切除は公的医療保険の対象外で、患者は全額負担が求められる。同学会は保険適用を国に働きかけていくという。

日本の医学界は、よっぽど手術が好きなんですね。

経皮的乳がんラジオ波焼灼療法なんかもあるにはありますけど。殆ど知られてませんね。

ちなみに以前は別の方法が先進医療として扱われていたんですが…ラジオ波ではなく、針を刺して焼く、というもの。消えちゃったのかな?海外では結構あるようなんですが。

悪性腫瘍の切除術は、傷の修復のために細胞分裂が盛んになるのでそれに必要なホルモンなどが分泌され、そのせいで切除しきれなかった悪性腫瘍が増加してしまう、という話をどこかで聞きました。

なので、予防のための手術、もしかしたらがんを誘発するのでは?と私は考えてます。

ちなみに。

手術しても再発しない予後が良好のがんは、IDLE(InDolent Lesions of Epithelial origin)かもしれません。

日本語に訳すと「上皮起源の無痛性病変」。わかりやすい表現では「がんもどき」あたりでしょうか。



追記

「経皮的乳がんラジオ波焼灼療法」とは別に「乳がん凍結療法」というものがあります。先進医療にはなっていませんが、詳しく知りたい方はこちらをどうぞ。

2018年4月 6日 (金)

がんと運動 2

先日、FBのタイムラインにこんな記事が流れてきました。本文も引用します。


2018年2月16日より18日までアメリカ合衆国フロリダ州オーランドで開催されたThe Cancer Survivorship Symposiumのポスターセッションにて、術前化学療法中の乳がん、大腸がん患者に対する運動の疲労軽減、身体活動向上の効果を検証したPACT試験(Abstract 99)の結果がUniversity Medical Center Utrecht・Anne Maria May氏らにより公表された。
PACT試験とは、術後化学療法治療中のステージI-III乳がん患者(N=204人)、ステージI-III大腸がん患者(N=33人)に対して1週間に2回の頻度で理学療法士監視下にて60分間のサイクリング、ジョギングなどの有酸素運動、筋力トレーニングをし、1週間3回の頻度で自宅にて30分間の身体活動をする群(運動強化療法群)、または通常の身体活動をする群(通常ケア群)に無作為に振り分け、ベースライン時より4年後のMultidimensional Fatigue Inventory(MFI)に基づく疲労スコア、Short Questionnaire to Assess Health-enhancing Physical Activity(SQUASH)に基づく身体活動レベルを比較検証した多施設共同試験である。
なお、本試験に参加した患者204人の内4年後に生存していた患者は128人、その内訳は乳がん患者110人、大腸がん患者18人であり、運動強化療法群は70人、通常ケア群は58人である。
本試験の結果、ベースライン時より4年後の疲労スコアは通常ケア群に比べて運動強化療法群で-1.13(95%信頼区間:-2.45~0.20)減少を示したが、統計学的有意な差は確認されなかった。また、身体活動スコアも疲労スコア同様に通常ケア群に比べて運動強化療法群で高く、その値は141.77分/週(95%信頼区間:1.31~281.61)を示していた。
以上のPACT試験の結果よりAnne Maria May氏らは以下のように結論を述べている。”化学療法中の運動は、疲労、吐き気、痛みなどの治療関連有害事象(TRAE)を減少させる効果があることはよく知られています。しかし、4年間の長期に渡ってその効果があることを証明した試験はPACT試験が初めてです。”


こんな記事を目にして、

「やっぱりがん患者も運動した方がいいのか!ブログ書いてるアナタもフィットネスクラブに復帰しなさいよ!」

などとお考えのそこのアナタ。



よーく、読んでください。

「なお、本試験に参加した患者204人の内4年後に生存していた患者は128人、その内訳は乳がん患者110人、大腸がん患者18人であり、運動強化療法群は70人、通常ケア群は58人である。」



204人中128人生存?って、4年生存率63%?

しかも元の論文では「乳がん患者204人と大腸がん患者33人の237人、そのうち適した者は197人」になっている…?

そして4年後に応じたのが128人。

最初の237人のうち、他の109人が亡くなったのかどうか、abstractだけでは分かりませんでした。



「18週間の運動プログラム」を実施とのこと、約4ヶ月ですね。もしかしたら237人のうち適した197人を除く40人は、その間に亡くなってしまったのかも。



国立がん研究センターのがん情報サービスによりますと、日本では乳がんは5年生存率9割近いし大腸がんも7割程度です。

なのでもし「生存者128名」となると、4年でこの数値ですから

乳がん、大腸がん患者が運動すると生存率が落ちる

という結論が妥当なのでは…?

しかしこの論文はオランダで書かれたもの、オランダの5年生存率調べてみましたが分かりませんでした。


また、こんな記事もあります。

専門医に聞こう:乳癌に対する食事と運動の効果

生活習慣の要因、乳癌、うつについて
食事や栄養などの生活習慣のうち、不安やうつを和らげるのに効果的な要因はありますか。(乳癌と診断されるまでは、不安やうつの問題はなかったように思います)。
Ligibel医師:多くの試験によって、不安やうつには運動が効果的であることが明らかになっており、ほんの少し体を動かすだけでも、気分が改善されることが示唆されています。通常、少しずつ運動を始めることと、始める前に主治医に相談することを推奨していますが、データから、散歩などの適度な運動は、ほとんどの乳癌サバイバーが安全に実行でき、さまざまな点で健康によいことがわかっています。
癌サバイバーでの情報は限られていますが、体重を減らすことは、女性のうつに有効であるということも確認されています。



注目すべきはここ。

散歩などの適度な運動は、ほとんどの乳癌サバイバーが安全に実行でき、さまざまな点で健康によいことがわかっています。」

散歩程度なら、日常生活で出来ますよね。

徒歩や自転車での通勤・通学・買物等、自宅や職場内での階段の昇り降り、お子さんやお孫さんの送迎等、ペットの散歩、などなどを普通に出来る方は特に問題ない、ということではないでしょうか。

この記事はどちらかというと「寝たきりは危険ですよ」っていう話なのではないかと思います。

抗がん剤の副作用がきつくて寝てるだけの人、いますよね。私は大腿ヘルニア手術後の一時期がそうでした。

そうなると筋力落ちてサルコペニアにもなる危険性が出てきます。

そこだけは気をつけましょう、という話でしょう。
いや、でも、太ってるとがんリスク上がるし…という方。

もしかして、こんな記事を読んで、よし、運動して減量しよう!などとお考えですか?

閉経後の肥満、乳がんのリスクに 40~50代は要注意

乳がんの発生・増殖には、卵巣で作られる女性ホルモン(エストロゲン)が関係しており、特に排卵時期に分泌されるエストロゲンにさらされる時間が長いほど、発症リスクを高めるとされる。昭和大学医学部乳腺外科の中村清吾教授は「妊娠初期には、乳がんとの関係が深いエストラジオール(E2)というタイプのエストロゲンの分泌が低下するので、妊娠・出産回数が多いほど、乳がんの発症リスクは下がる」と話す。
また閉経後は、卵巣で作られるエストロゲンが大幅に減少し、その代わり、わずかではあるが体内の脂肪組織でエストロゲンが作られるようになる。そのため、BMI(肥満指数)が25を超える肥満の女性の場合、血液中の女性ホルモンが増加することで、乳がんの発症リスクが高まってしまう。閉経後は体脂肪のコントロールをすることが予防のカギだ。



はい、ここにも落とし穴があります。

「体内の脂肪組織でエストロゲンが作られる」

この表現。ネット上でよく見かけます。

しかし、脂肪細胞がそのまま女性ホルモンに変化するわけではありません。

エストロゲンは、「アンドロゲン」というホルモンから酵素アロマターゼを介して合成されます。

「アンドロゲン」は男性ホルモン、男性は精巣から、また男女ともに副腎からも分泌されます。テストステロン、ジヒドロテストステロンなど数種類が含まれます。



「テストステロン」。はい、フィットネスマニアなら聞いたことがあるはずですね。

そう、筋肉を増強してくれるホルモンです。
女性の場合、これが酵素アロマターゼを介してエストロゲンになるのです。



なので

運動する→テストステロン分泌→エストロゲン合成→乳がん進行

となるわけです。

なので、がん予防のために減量したいなら、一食抜いて代わりにお茶を飲む程度の、軽めのファスティングをお勧めします。



また、運動すると「成長ホルモン」も分泌されます。

この成長ホルモンも、がん細胞を成長させてしまうのです。

高身長の人ほど「大腸がん」になりやすい

性格とは無関係である一方で、がんが体形と関係することはわかっている。世界がん研究基金の報告書によると、「身長の高さ」によって、大腸がん、閉経後の乳がんはリスクが「確実」に高くなり、膵臓がん、閉経前の乳がん、卵巣がんはハイリスクの「可能性が高い」と分析されている。
高身長とがんの影響では、現在、成長ホルモンの働きに注目が集まっている。成長ホルモンには発達を促進するだけでなく、細胞の「アポトーシス」を阻害する働きもある。アポトーシスとは「細胞が自ら消滅する」ことを意味する言葉で、がん細胞の始まりとなる細胞の多くはアポトーシスされるので、人はがんにならない(それを逃れたら、がん細胞となっていく)。成長ホルモンが多く分泌される人は、アポトーシスが阻害されるため、がん細胞が増殖しやすい、と考えられている。



この他、成長ホルモンによって生成されるIGF-1(インスリン用成長因子1)が乳がん細胞の成長を刺激する、とも考えられています。これは「乳がんと牛乳」にも載ってました。



なので

乳がん患者は、せいぜい脚の筋肉を維持する程度の運動しか、出来ないのですよ。

アロマターゼ阻害剤飲んでれば大丈夫?

いや、耐性の問題があります。

おそらく、激しい運動続けてる方が耐性つきやすいでしょう。



それでも運動を勧める人は、エビデンス提示してくださいね。

特に、フィットネス関係者。

その中でも特に、メディカルヨガ関係者!

「ため息呼吸」についてもよろしくお願いしますw

2018年4月 4日 (水)

薬剤耐性

さて。

今は小康状態の私の乳がん、最近また少し悪化してきました。

まぁ、原因はほぼ確定してるのですが、ネットでいろいろと調べてみたら、面白いことがわかりました。


いわゆる「抗がん剤」というのは、遺伝子の複製を阻害するものです。

がん細胞だけでなく正常細胞の遺伝子複製も阻害するので、髪が抜けるなどの副作用が出ます。

Wikipediaには「抗がん剤の作用機序としては、DNA合成阻害、細胞分裂阻害、DNA損傷、代謝拮抗、栄養阻害などがある。腫瘍細胞はいくつかの種類のものが混在しており、更に耐性を得やすい。」とあります。


注目すべきはこの「耐性を得やすい」というところ。


遺伝子の合成阻害に関しては、がん細胞は遺伝子を変異させて阻害を逃れることが知られています。これらの変異遺伝子はAnti Drug Gene、略して「ADG」と呼ばれます。

論文では○○耐性、という形で良く出てくるんですが、ネット上には患者向けに分かりやすく解説したものは見当たりません。せいぜいこのくらい。

古いタイプの抗がん剤、「遺伝子合成阻害剤」などと呼ばれる薬にこういう耐性があるのは知られていました。

この方などは抗がん剤治療を続けていたら、がん細胞にどんどん耐性がついてしまい、国内では使える抗がん剤がなくなり、日本ではまだ認可されていない抗がん剤での治療を受けに海外にまで行っていたそうです。すでにお亡くなりになってますが。


…と、ここまでは、何年か前に調べました。


しかし。

去年の暮れから始めた「ホルモン治療」。

これに関してはどうなのか?

調べてみました。


乳がんの内分泌抵抗性獲得メカニズムの解明


へぇ、抗エストロゲン製剤も、アロマターゼ阻害剤も、長期投与で耐性を獲得しちゃうんですね。

すごいですね、がん細胞。


他はどうだろう?

広い意味での「抗がん剤」には、分子標的薬も含まれます。最近では免疫チェックポイント阻害剤「オプジーボ」が「夢の薬」などと呼ばれてもてはやされてますが。

検索したら、こんな記事が。

「一方で、薬が効かなくなった例も見つかった。九州大学病院で従来の抗がん剤など計7種類を投与した後、治療の選択肢がなくなった70歳代の女性にオプジーボを投与したところ、約1年で効果がなくなった。中西洋一・副病院長は「一定の割合で薬に耐性が生じる」と指摘する。」

高価な薬を頑張って使い続けても、効かなくなっちゃったりするんですね。

「夢の薬」の正体見たり。

新薬認可→治療→耐性獲得→また新薬認可→治療→耐性獲得→ ...(以下無限ループ)


耐性獲得を避けるため、短期間に腫瘍を縮小させようと大量処方したりすると副作用がひどくなりますし。

やっぱり、何とか免疫系を正常化して強化して、がんに対抗するしかなさそうですね。



2018年3月28日 (水)

中毒百科 薬物乱用編

前回に続き、薬物中毒の本の紹介です。

薬物乱用・中毒百科 - 覚醒剤から咳止めまで

著者は同じく筑波大学名誉教授の内藤裕文先生。

本のカバー折り返しには、

◆薬物乱用のすべて-作用機序、急性中毒、慢性中毒、耐性、離脱、再燃(フラッシュバック)、乱用の実態(事例)-を体系的に分かりやすく解説したわが国で初めての成書。

とあります。


乱用の実態(事例)。すごいです。


咳止めや向精神薬で、事件多発!放火したり恐喝したり窃盗したり…。

市販薬を使った個人の中毒から、処方薬での医原性依存症、そして国家ぐるみの犯罪まで。

あまり詳しく書きすぎて、このブログが薬物乱用を促すようになっても困りますので、さらっと気になったところだけ紹介しますね。



まずは「覚醒剤」として有名な

「メタンフェタミン」

戦前に喘息・鼻閉の薬として登場したアンフェタミン、メタンフェタミン。

ドイツ軍が使っているのを知った日本軍も製薬会社に作らせるようになります。しかしドイツでは習慣性や統合失調症への移行が問題になり危険薬に指定されたのに対し、日本軍は第二次大戦中にヒロポン®を長距離洋上飛行の戦闘機パイロットに注射したり、「突撃錠」として使ったりしました。

数百人規模の臨床実験も、軍需工場などで行っています。

特攻隊員も服用していたようですね。

しかし戦後、敗戦とともに軍所有のヒロポン®が民間に流出。

眠気覚まし、疲労、二日酔い…その他何にでも効く万能薬であるかのようなパンフレットで宣伝。学生が試験勉強のために使用する例が多かったのだとか。

その後劇薬指定され処方箋がなければ入手できなくなりました。しかし処方箋偽造が行われ、闇値で横流しをする薬局も。

メタノールなどの中毒はほぼ本人に限定されるのに対し、メタンフェタミンは本人だけでなく周囲に大きな災禍を及ぼすという点で社会への影響が大きいのです。

戦災孤児の多くが覚せい剤使用者で、薬欲しさに収容所を脱走し、スリや空巣で薬代を荒稼ぎしていた少年や、中毒症状をからかわれて発作的に人を刺してしまった少年などの痛ましい事例がありました。

覚醒剤と幻覚剤、興奮剤の違いは、後二者が摂取後すぐに幻覚という精神症状を現すのに対し、覚醒剤は連用により「覚醒剤精神病」という状態になって幻覚・妄想を現すことなのだそうです。

誰かが自分の噂をしている、という幻聴から、狙われている、殺される…!という被害妄想から凶暴になり発作的に傷害、殺人、放火などに走る。

しかも、しばらく断薬して無症状でいても、少量の再使用で症状が再燃することがあるのだそうで…。飲酒や手術の麻酔などでも、再燃は起きるのだそうで…。

暴れまわる中毒者を仕方なく押さえつけると、「拘束死」することも問題です。

激しい運動で呼吸運動も極限まで亢進しており、そのような時に呼吸運動を抑制してしまうと死につながるのだそうです。短時間の拘束でも、呼吸を抑制するような薬物でも死に至ります。

1951年に覚醒剤取締法が施行されると情勢は一変、1960年には検挙者は激減。しかし1970年代にまた増え始め(暴力団関係者が売買)、1985年から再度減少に転じますが、1990年代後半、東南アジアでの使用が激増、外国人から購入して使用するケースが増えました。

そういえば去年あたり、茨城県沖の洋上で覚醒剤取引が行われていたとか。今でもあるんですね。こわいこわい。



次いで、ページは飛ぶのですが、国家による乱用つながりで

「LSD」

を見てみましょうか。



スイスのバーゼルにあるサンド社(現ノバルティス)の化学者、アルバート・ホフマンにより1938年に合成されました。麦角アルカロイドから抽出した有機化合物リセルグ酸アミド(d-lysergic acid diethylamide)、ドイツ語名Lysergsäure-diethylamid。

ホフマン本人が250µg服用して強烈な幻覚を経験したのが1943年4月、他の研究者らによって幻覚作用が発表されたのが1947年。ドイツ語名LysergSäure-Diethylamidの頭文字をとって、「LSD」と名づけられました。
※本に記載のスペルとネット検索で見つけたスペルが違うので、ネットの方を使うことにします。

『1950年代に入り、統合失調症など精神疾患の治療に積極的に試みられ、またその病態解明のための実験的投与も行われ、サイケデリック文化が幕開けした。画家、音楽家、文学者でLSDに興味を示す者も多く、LSDの影響下に作られた作品も少なくない。』

1960年代から1970年代にかけて、ありました。サイケ文化。

歪んだ文字やカラフルなペイズリー模様が渦巻き状に描かれたイラストなど。

1980年代に雑誌「宝島」で再ブームになったりしますが、その「宝島」も休刊してしまったようですね。残念。

1955年には1回の摂取で重篤な障害を起こす可能性があること、既往の精神障害が悪化することなどが既に指摘されていましたが、この後、LSDは発見者のホフマン自身が“Mein Sorgenkind(私の問題児)”と嘆く運命をたどることになります。

1950-1960年代にかけて、LSDを使った様々な実験が行われ、LSDを使ったアーティストが様々な作品を発表していました。

しかし1966年に米国でLSDを沁み込ませた(原文ママ)角砂糖を5歳の女児が食べて痙攣を起こし病院に運ばれ、また医学部中退の男がLSDを飲んで3日間幻覚妄想状態で無意識のうちに義母を殺害する事件が発生しました。サンド社は販売を中止、研究用を含めすべてのLSDの回収に踏み切り、10月、LSDは規制されました。

日本では、こんな論文が発表されました。

LSDによる精神障害について

24-34歳の医師と看護師22人にLSDを1µg/kg、症状によって100µgを投与した結果をまとめているそうです。

他の、個別の事例に関しては…あまりにひどいものが多いので、割愛します。自傷行為やら殺人やら…。興味のある方は実際に読んでみてください。



さて、重要なのはここから。



1952年、LSDにより統合失調症に似た状態を作り出すことができるという論文が発表されました。

そして米軍はLSDを「死者を出さない兵器」とみなし、航空機から散布する幻覚化学兵器の候補として検討しました。さらにCIAは、マインド・コントロール、つまり精神操作、洗脳、自白誘導、心理的拷問などのための薬物を探していました。

毒性は少なく致死性の弱いLSDはうってつけでした。敵側のスパイや捕虜の自白、転向に使えないかとか、敵の飲用水へ投入する方法など、あらゆる可能性を模索したのだとか。

一部の精神科医たちは、CIAから領収書不要の潤沢な研究費を受け取って、「LSDによる精神操作」をテーマとする研究員となりました。

CIAのこの計画は「ブルーバード計画」という暗号名で呼ばれ、1951年からは「アーティチョーク計画」と名前を変え、さらに1953年には「MKウルトラ計画」に発展。149ものプロジェクトがあったそうです。

以下、『』内は引用です。

『カナダ、モントリオールのマギル大学、アラン記念研究所のキャメロン(Donald Ewen Cameron)は1957-1964年まで、CIAからの資金で治療と称し統合失調症の患者に実験を行った。患者はまず“睡眠治療”として、睡眠薬で数ヵ月にわたって意識もうろう状態におかれた後、“思考の初期化”のため頻回の電気ショックと大量のLSD投与によって過去の思考様式を消去され、次いで“新しい条件付け”のため睡眠室に閉じ込められ、ふたたび睡眠薬漬けとなり、枕の下のスピーカーから録音テープを患者によっては25万回繰り返し聞かされた。』

『実験は無為に終わり、記憶喪失、失語症、失禁など後遺症に悩む患者の一部は、後に米国政府を相手取り、1人100万ドルの損害賠償請求の訴訟を起こした。患者の同意なしに、実験が行われていたのである。CIAは同意なしの人体実験に研究費を提供していたわけで、“ニュルンベルク綱領”への明白な違反であった。』

『サンド社は研究データの提供を条件に世界の研究者に無料でLSDを提供していたが、1953年ころDelysid®という医薬品として発売した。以降、米国ではFDA(食品医薬品局)が配布を取り仕切り、結果的にはニュルンベルク綱領違反のCIAの非人道的マル秘洗脳剤計画を支援した。』

『1974年12月のニューヨークタイムズ紙の記事がきっかけで設置された上院のチャーチ委員会と、大統領直属のロックフェラー委員会の活動で、MKウルトラ計画が明るみに出た。しかし前年に、CIA長官Richard Helmsが資料の破棄を命じた後で、明らかになったのは、破棄を免れた断片的な資料と関係者の証言による全貌の一端だけである。キャメロンの死後、遺族は資料を破棄していた。』

『ゴットリーブはLSDの効果が持続的ではないことから、尋問用の武器としてではなく一時的な錯乱剤として使うことを思いついた。敵方の首脳や政府高官に密かに飲ませれば、公的な場面や重要な会合で奇妙なふるまいや馬鹿げた言動をするに違いなく、その効果は絶大と思われた。』

そして陸軍の生物兵器の開発者、フランク・オルソンがホテルの10階から飛び降りて死亡します。

『ゴットリーブが(CIA職員に対する実験の)次にとったステップは、実験対象をCIA関係者から普通に生活する一般人に広げ、密かにLSDを与えて言動を観察することだった。』

『ドラッグを常用する娼婦を一晩100ドルで雇い、仕事中に逮捕されたら警察にわたりをつけると保証し、近くのバーで引っ掛けたビジネスマンをCIA直営のアジトに連れ込ませ、飲み物にLSDを入れ、マジックミラー越しに、カクテルをすすりながら麻薬常用の娼婦と幻覚男との裸のもつれ合いを観察、写真に撮り記録した。』

うわぁ~!

「MKウルトラ計画」、最近ではWikipediaにも載ってはおりますが、「航空機から散布する幻覚化学兵器」なんかを、本当に計画してたんですね!

しかも発覚前に資料を破棄、とか…某省庁のようなw

そして一般人もいつの間に実験に巻き込まれていたとか…。しかもその手法が…w

「これもトンデモなデマ話なんじゃないの?」と疑う方、この本では参考文献が多数(LSDの文献紹介のみで5ページ分以上)紹介されておりますので、そちらを調べてみてくださいね。



さて、LSDはサンド社がDelysid®という名前で販売しておりましたが、次は医師の処方薬による中毒です。

「メチルフェニデート」

化合物名のみだと分かりにくいかもしれませんが、「リタリン®」ならば聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。

そう、うつ病などの治療薬として使われていた薬です。現在でもナルコレプシー(「居眠り病」とも呼ばれる睡眠障害)には処方されています。

覚醒剤メタンフェタミンやコカインに似た作用で、集中力が高まったり、眠気が覚めたりするようです。

『1966年には、1961-1964年にかけてナルコレプシーの治療にメチルフェニデートを主とする中枢刺激薬を数ヵ月から1年連用し、急激に幻聴・妄想状態を呈するに至った3例が報告された。』

こんな昔から分かってはいたんですね。1960年代後半に医薬品として承認されたリタリン®は暴力団関係者などの間に出回り、乱用されることになります。

しかし、メチルフェニデート依存症のほとんどすべては、医師がうつ病と診断し安易に処方したのが発端なのだそうです。

その後患者は医師に自ら要求し、時には威嚇して処方箋を入手し、徐々に量が増えて依存していく…。

この「病院でもらえる覚醒剤」リタリン®の販売元はノバルティスファーマ(またお前か!)で、世界60ヵ国以上で販売されてましたが、うつ病への適応を認めていたのは日本だけだったそうです。

さすがのノバルティスファーマも1995年の効能再評価の際、依存症に陥る危険性があり他の有効な新薬も普及しているので、軽症うつ病への適応を止めるのが妥当と申し入れました。しかし厚生省(当時)は効能を“従来の抗うつ剤が効かない患者”に変更してうつ病への適応を続けたそうです。

そして2007年にはうつ病についての適応は取り消されますが、そのかわりヤンセンファーマ社の徐放剤「コンサータ®」がADHD適応になりました。

医原性依存症が多いこの薬。

こんな薬、子供に出してもいいんでしょうか…?

『10代の男性は就職した企業で過労から体の不調を訴え精神科を受診、うつ病と診断されリタリンを処方された。元気を取り戻したかにみえたが、間もなく不眠や体のだるさを訴え服用量が増え、数ヵ所の医療機関を渡り歩きリタリンを大量に集め、会社も欠勤しがちになり半年後に辞職した。母親が処方箋を出した病院に問いただしたところ、ナルコレプシーだから処方したと答えたが、診断の根拠となる脳波の検査はしていなかった。男性は止める母親に「医者が処方した薬を飲んで何が悪い、殺すぞ」とわめき散らしナイフを振りかざし服薬自殺を図った。書店の店員が笑っているという妄想から、本をナイフで切り裂いて逮捕されたこともある。男性は25歳でホテルで首吊り自殺した。アパートの自室にはリタリンの空き瓶と30以上の医療機関の処方箋が散乱し、パソコンには「リタリンを止めるにはどうしたらいいのか」と書き残されていた。亡くなる5日前に初めて受診した国立病院は“患者の求めに応じ”、1日8錠(80mg)のリタリンを処方していた(毎日新聞2007年9月18日)。』

『2003年5月、兵庫県宝塚市の医師がカルテを不正に書き換えて1年3ヵ月間にリタリン5,900錠を服用して懲戒免職になり、6月には東大病院の医師が2年間にわたり同僚医師のパスワードを不正使用してリタリン2,000錠を搾取して逮捕された。』

『2007年10月末には、東京都江戸川区の診療所が医師不在のままリタリンの処方箋を出したとして院長と従業員が逮捕された。』

『新宿区歌舞伎町の診療所について、「覚醒剤販売のようにリタリンを処方している」、「息子がリタリンを処方されつづけ、薬物依存になった」などの苦情が保健所に寄せられた。保健所は10回にわたり指導をしたが、その後も適応のない患者に投与し、リタリンを処方された患者が幻覚・妄想で都内の病院に入院するなどの情報があり、同年9月東京都と新宿区保健所が立ち入り検査に入り、11月には警視庁が家宅捜索を始めた。』

『2007年11月から12月にかけて東京都渋谷区の歯科医師は偽造処方箋を持って首都圏の調剤薬局を回りリタリンの不正入手、あるいは入手未遂を少なくとも7回繰り返していた。』

何ですかこの有様は…。しかもこれ、10年ちょっと前の話ですよ。

アメリカでは1970年代からすでに、ADHDの小児がリタリン®の服用を続けると、思春期になったときに薬物乱用に陥る恐れがあると指摘されていました。

ADHD児は全児童の数%はいるとされていますが…彼らの将来が心配です。



さて次は。

「咳止め」

薬局で普通に売ってる薬です。

咳止めシロップのブロン液®(エスエス製薬)、パブロン液®(大正製薬)、ジキニン®(全薬工業)、ネオ真治®(広貫堂)、中央フールネチン®(?)、パクセイピラチン(?)、トニン咳止め液®(佐藤製薬)、ブロン液エース®(エスエス製薬)、ベリコデエース®(三宝製薬)、ブロン顆粒®(エスエス製薬)、ブロン錠®(エスエス製薬)、ブロン液L®(エスエス製薬)。

1970年代から20代の若い男性の間で乱用が始まり、ブロン中毒、ブロン依存症として社会問題となったそうです。

このブログが乱用の元になると困るので、具体的にどの成分がどう作用して、というような詳細な記述は避けますが、日本で売られてる600種類以上の風邪薬、400種類以上の咳止め薬には覚醒成分が配合されているのだそうです。

2017年から「セルフメディケーション税制」という、市販薬12,000円分のレシートと検診の受診があれば特例として医療費控除が受けられ、減税される制度が導入されました。この制度で乱用者が増えることになったりしなければいいのですが…。



最後に

「大麻」

について。



ネット上、或いは書籍などでも「大麻は昔は薬として使われていた」という記述を見かけることがありますが、それは日本では当てはまらないようです。

このブログのタイトル「休眠妙薬」は水戸光圀公が藩医に書かせた「救民妙薬」から名前をお借りしたのですが、その「救民妙薬」には麻については出てきません。

文政四年から書かれた平戸藩主・松浦静山の随筆「甲子夜話(かつしやわ)」には、

「浅野初生の芽を食すれば発狂す」

との記述が、同時期に書かれた「古今要覧」には

「朝の生葉には毒あるものなり、葉を採りて湯引きし味噌和えにして食べたところ意識がなくなったと聞く。花には殊のほか毒がある」

とあり、むしろ毒として避けられていたというのが本当のところのようです。

神社などではどうなのか分かりませんが、庶民は麻を線維化する際の「麻打ち」と呼ばれる作業の際、酔っぱらったような気分になる「麻酔い」が知られていました。

さらに筆者の内藤先生も、子供の頃麻を育てていたとのプチ回顧録がありました。

先生のお住まいだったのは調布市、「調布」とは律令制下の租税品だった麻布のこと。川崎市との境には多摩川が流れていますが、万葉集には「多麻河に布をさらす」との記述、また川崎市には「麻生区」があり、麻を育てていた土地柄だったようです。

戦時中、国際的には1925年のジュネーブ国際阿片条約で麻の栽培は禁止されていたのですが、国は調布の小学生を使って軍用の繊維の徴収をしていたようです。

そして、大麻の吸引は戦後、米軍基地周辺から始まったそうです。

最近では大麻草を自分で育てて吸引する、という例が多く、問題になっています。
総理大臣夫人の安倍昭恵さんが大麻畑で微笑んでる写真が雑誌「SPA!」に掲載され、「戦後、占領下の日本でGHQが大麻を禁止したのも、単にマリファナというドラッグが広がるのを恐れたというだけでなく、『日本人の自然や神を敬う精神性を恐れて禁止したのではないか』という人もいます。」などとのコメントをされたそうですけど。

あれ?1946年には新潟大学医学部で、メルク社製の印度大麻の樹脂を医師、医学生、看護師などに投与した人体実験が行われていますよ。この頃はGHQ統治下ですよね?

しかも「SPA!」の写真は鳥取県智頭町で撮影されたもの。合法的に大麻の栽培を行っていたグループがいたそうですが、彼らはのちに違法大麻所持で逮捕されています。

まぁ…この方についてはこれ以上は言及しませんw

最近は大麻由来の「薬用カンナビノイド」なるものを認可して欲しい、との意見をネット上で目にすることがあります。過去には医療用大麻合法化を訴えて選挙に立候補した女優さんもいらっしゃいました。

しかし、現在医療用として認められているカンナビノイドは海外でも3種類のみ。

精神作用が強すぎるものは医薬品として使えないのです。

…ということは。

いろんなカンナビノイド、作ってはいる、のです。

で。

その「医薬品として使えなかったカンナビノイド」はどうなるか?

「精神作用が強い」から「医薬品」としては使えない。

が。

「幻覚剤」としては使えるんですね、これが…。

医薬品になれなかったカンナビノイドは「ドラッグ」として流れることもあるらしいです。



医療用大麻の合法化って…本当は、これが目的なのではないの?



ちなみに認められている3種のカンナビノイドは、抗がん剤の吐き気止めや疼痛緩和などの目的でがんの緩和ケアに使われたりしています。



私は…使いたくないですね。

いくら精神作用が弱いと言っても、「マリファナ精神病」や「カンナビス精神病」「大麻精神病」などと呼ばれる症状が出ないとも限りませんし。

薬の副作用はシクロフォスファミドとアナストロゾールだけで十分です。




しかし、薬って怖いですね。

銃乱射事件などでは、犯人が向精神薬を服用してたとかって噂もありますし。

精神医学は大嘘で、向精神薬を処方するためだけのもの、という説もありますし。



「薬はリスク」。極力飲まずに過ごしましょう。

2018年3月11日 (日)

4年経過

今日は、3月11日です。

東日本大震災から、今日で7年になります。

と同時に、

今日は、私が乳がんの診断を受けてから4年になる、そういう日でもあります。

おかげさまで最近は体調も良く、5年生存率の上昇に貢献できそうです。


さて

去年、私のがんはER+でありエストロゲン感受性のあるタイプだと発覚し、アロマターゼ阻害剤によるホルモン治療を開始しました。

すると、副作用として膝の関節痛が強く出ました。(過去記事参照)

これは何を意味しているのか?少し調べてみました。


どうやら、膝の軟骨の再生には、エストロゲンも関わっているようです。

というより、さまざまな方法があるのですが、そのうちの一つにエストラジオール受容体による再生があります。

閉経後はエストロゲンが減少するため、更年期の女性には変形性膝関節症が多いと言われています。

アロマターゼ阻害剤は脂肪からのエストロゲン合成を行うエストロゲン合成酵素アロマターゼの働きを阻害するので、アロマターゼ阻害剤の副作用として関節痛が出てくるわけです。

では、アロマターゼ阻害剤の服用者にもこうした副作用が強く出る患者とそうでない患者がいるのは何故でしょうか?

軟骨の再生には、トランスフォーム増殖因子β(TGF-β)というサイトカインも関わっているようです。これはがん細胞の増殖にも関わっております。

このTGF-βは、トランスフォーム増殖因子β受容体2(TGFBR2)という受容体により作用するのですが、このTGFBR2が少ないと、軟骨が再生されにくいようです。

そのため、アロマターゼがフル回転してエストロゲンを合成し、軟骨を再生する。

そういう体質の患者は、無再発生存率が低いのだそうです。


しかもこのTGFBR2、遺伝的に持たないマウスを作って実験に使ったりするようです。


ってことは、遺伝的要素で決まる?

ってことは…私は生まれながらの「乳がん体質」???



えええ…。

乳がんの専門家が「がん体質」の存在否定してたけど…?

Ueno_2

まぁ、いずれこのTGFBR2を増やす遺伝子治療なども開発されるかもしれません。

それまでは生活習慣を改善し、抗がん作用のある漢方薬や食事で乗り切ることにいたしましょう。







2018年1月25日 (木)

アロマターゼ阻害剤

先日、今年初めての血液検査を受けてきました。

おかげさまで、腫瘍マーカーの値は、正常範囲でした。


何が効いたのかはよく分かりません。

モーズ軟膏で腫瘍そのものを小さくした効果か、それとも昨年12月から飲んでいるホルモン療法の薬「アロマターゼ阻害剤(アナストロゾール製剤、ジェネリック品)」が効いたのか、或いは昨年末あたりから飲んでいる某サプリのせいか、はたまた時折通っている岩盤浴の温熱治療効果か?


もうしばらく様子を見て、減らせるようなら、アロマターゼ阻害剤は減らして行きたいと思っています。


なんで他のものではなく、コレを減らしたいのか?

答えはズバリ、「副作用があるから」です。


では、どんな副作用があるのか?

そもそも、アロマターゼ阻害剤とは何なのか?


こちらに、国立がん研究センター中央病院の乳腺・腫瘍内科で書かれた説明があります。

ホルモン療法の手引き
(アロマターゼ阻害剤)
https://www.ncc.go.jp/jp/ncch/division/pharmacy/pdf/AI.pdf

「アロマターゼ」というのは脂肪から女性ホルモンであるエストロゲンを作り出す酵素なのですが、その働きを阻害してエストロゲンを作らせないようにする。そういう薬です。

いわゆる「更年期障害」はエストロゲンが少なくてそれを補充する治療を行ったりしますが、ホルモン感受性のある乳がんではその逆の治療をします。

エストロゲンを作らせない、ということはつまり、人工的に「更年期障害」のような状態を作り出している、というわけです。

当然、更年期障害のような症状が副作用として現れます。

ほてり・多汗、関節痛・骨粗鬆症などの骨症状、脂質代謝異常、心血管系への影響。

他にも、白血球減少、肝機能障害、筋肉痛、感覚異常などなど…。


私の場合は、「ほてり」はありませんでした。

「ほてり・多汗」もしかして暑がりになるの?冬だしこうなればラッキー、と思っていたのですが。

これ、書き方が悪いです。

「体温調節がうまくいかなくなる」そうで、厚着してるとほてりやすい、っていう話だそうです。

冬はむしろ、冷えます。

冷えても、それになかなか気付かない。気付いた時にはかなり冷えていて、温めてもなかなか温まらない。

がん患者にとっては「ほてり」より「冷え」の方が注意すべきなのではないか、と思いますが…。国立がん研究センターの説明には「冷え」はありませんでした。何故なのかは分かりません。



他に出たのは「関節痛」と「筋肉痛」。左膝の痛みが再発しました。

去年11月には、5kmの登山マラソンを完走しました。殆ど歩いて、ですが。

その時は何ともなかった膝が、12月後半ぐらいから、近所へのウォーキングで痛くなる。筋肉痛もひどい。買い物でも痛みます。


これ、困ったもんなんです。


前回も書きましたが、がん患者はサルコペニア(骨格筋量・筋力の低下)にならないよう気をつけなければなりません。

しかし、だからといって筋トレで筋肉を増やしたりは出来ません。

何故なら、筋肉を肥大させる成長ホルモンは、がん細胞をも成長させてしまうからです。

なので、ごく軽い運動を少しずつ続けることで、今の筋肉量を維持するしかありません。

ところが、ちょっと歩いただけで関節痛や筋肉痛になってしまうと、それが出来なくなってしまうのです。

ウォーキングは血糖値を下げたり、体温を上げて血行を良くしたり、骨粗鬆症の予防になったりと、他にもさまざまな効果があるので続けたいんですが…。


薬剤師に相談したら、痛み止めやら湿布薬やら勧められました。

抗がん剤の時にもあった、「副作用止めの薬」の処方、ってヤツです。

をいをい、アロマターゼ阻害剤、何年も飲み続けなきゃいけない薬なんですよ。

その薬での副作用を、薬で止める?それも一緒に、何年も飲み続けなきゃいけないの?

ホルモンが出来なくなったせいで回復が遅れて痛みが出てる、その痛みを薬で止めたって、骨や筋肉が回復するわけじゃなし。



もうね、西洋医学の薬はこればっかりで…。


ちなみにこの薬、副作用に「骨粗鬆症」もあります。ウォーキングも難しくなってきたので、もしかしたらそのうち骨密度下がってくるかもしれません。

そうしたらどうなるか?カルシウム製剤だのビタミンD製剤だのビタミンK製剤だの出されるわけですよ。

もしかして不勉強な医師に当たってしまったら、カルシウムの補給に牛乳の飲用を勧められるかもしれませんね。牛乳はむしろ骨を弱くするし、エストロゲンも成長ホルモンもインスリン様成長因子も含まれてますから、乳がん患者は飲んではいけないのですけど。



そうそう、牛乳と言えば。

「乳がんと牛乳」のジェイン・プラント博士、血栓か何かでお亡くなりになったようです。

” she passed away from a blood clot - an possibly an unforeseen side-effect of the medication. ”

もしかしたらプラント博士も、ホルモン治療の薬を飲まれていたのかもしれません。

ちなみに乳がんのホルモン療法には「アロマターゼ阻害剤」以外にも「抗エストロゲン剤(ノルバテックスなど)」という薬も使われますが、こちらも心血管系に影響あり。

そもそも、がん患者は「トルソー症候群」と呼ばれる、血栓が出来やすい状態にあるのだそうです。特に乳がん患者には多いようです。

というわけで、ホルモン治療の薬を飲むのであれば副作用でその確率も上がるので、脳梗塞やら肺血栓塞栓症やら、そんなのにも気をつけなければなりません。

こういう不安を医師や薬剤師に相談するとどうなるでしょう?



抗血小板製剤やら何やら、処方されるわけですよwww



はぁ…。

ここまでくると、免疫療法だとかその他の代替療法、特に副作用の少ない治療法を医学系の学会も厚生労働省も認めようとしないのは、製薬会社が儲からないからだ、という陰謀論が信憑性を帯びてきます。

でも、FBあたりで腫瘍内科医らにいくら言っても聞きません。

洗脳がひどいのか、利益相反なのかは分かりません。



中には、

「私自身、標準治療の悲惨な現実を知らない時期に、多くの犠牲者を出してしまった罪は、未来永劫忘れません。」

自著にそう素直に書いて、高容量での抗がん剤の使用を反省してる医師もいるようですけど。日本の医学はまだまだです。
2018年9月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30            

Sage's Link List

  • がん対策推進基本計画
    厚生労働省が平成24年に発表したもの。これによると、治療せずに様子を見る「経過観察」はしちゃダメ!なのかな?なんで?w
  • 国立がん研究センター
    食事療法については何も載っていません。アルコール摂取を控えましょう、肥満に注意しましょう、ぐらい。

Sage's Music List

  • サラ・ブライトマン: 神々のシンフォニー
    日本盤のみボーナストラック追加。
  • 3/8にリマスター発売。
    Pink Floyd: 狂気
    まさに「狂気の沙汰」ですね。
  • Walk This Way
    RUN D.M.C.:
    エアロスミスとのコラボ。
  • Somewhere I Belong
    LINKIN PARK: METEORA
    あるプログラムでの使用曲。
無料ブログはココログ