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Sage's List

2018年12月 7日 (金)

メディア上の「罠」とは何か

こんな記事が出ました。

家族が、自分が、がんになったとき。ネットに危険な「罠」が待つ

笑えますね。

紙の新聞や雑誌に書くなら分かりますけど、これ載せてるBuzzFeed Japanはネットのみのメディアですから。

内容はお決まりの「免疫療法」批判。

本庶佑先生がノーベル医学・生理学賞受賞されてから「免疫療法」って言葉があちこちで使われるようになりました。

そして、そういう現象について「好ましくない」「従来からの免疫療法と免疫チェックポイント阻害剤を使った治療を一緒にするな」との批判も出ました。

しかし


メディア側が鍵カッコつけただけの「免疫療法」ってしか書かないんでは、そりゃ一般の患者さんだって一緒にするでしょ、ってなもんですw

ってか、このライターの朽木さん、免疫療法にはどんな種類があるのか、それぞれどう違うのか、価格はどうなのか、がん種ごとの有効率は、エビデンスはあるのかないのか、って全部調べて書いてるんでしょうか。

調べておいてこの書き方ではジャーナリストとしてどうかと思いますし、調べてないならなおさらどうかと思いますが。

ちなみに私、免疫療法擁護的なことを書くことが多いのですが、免疫療法を受けてはいません。

何故なら、免疫療法どれも、有効率それほど高くないので。しかも乳がんは他のがんと比較してさらに低いので。

しかし私は、これらの療法、特に否定はしません。

だって、資料請求すればしっかり情報提供してくれるから。

そして、有効率高くない代わりに酷い副作用もない。そして確率低くても、もし効果あった場合は、その効果はかなり絶大ですし。高須クリニックの院長のようなお金持ちなら、否定する理由はないでしょう(実際、試されてます)。オプジーボだって相当高いんだし。


対して

私がシクロフォスファミドの点滴受けた時は、病院側からは、どんな副作用が出ますとかこういう時はこういう薬飲んでくださいとかこんな医療用ウィッグがありますとかの情報提供はありましたが、

その中に有効率とか、それが書かれた添付文書などはありませんでした。



ネットでは検索すれば添付文書は出てきます。但し、最近の抗がん剤の添付文書からは、有効率の記載は省略されています。何故でしょうねぇ。低すぎるから?


ついでに私の経験を書きますと。

このブログ読んでる方はご存じでしょうが、シクロフォスファミドで酷い副作用を受けた後、それがかなり毒性の強い薬で、副作用で死亡することもあるような危険なものであると知ったのは、ネット上の情報が最初でした。

そののち、ネットでいろいろ調べまして、抗がん剤では治らないことも判明(まともな医師なら賛同してくれるでしょう)。なので西洋医学には頼らず食事療法を試してみることにしました。

他にも、がんにいい、と言われることはとりあえずやってみました。しかし副作用からの回復はみられるものの、がんそのものには効いていない。

運動もその一つ。がん発覚前から運動はしてました。運動はがんの予防になるはずなのに何故乳がんになったのか不思議だったのですが、乳がんに関しては運動は関係ない、むしろ運動で悪化する遺伝体質もあると知ったのは、

ネット上を徹底的に調べてからです。

「がんと運動 」あたりの記事に書いてありますので、興味のある方は読んでみてください。


他にも、一時期、漢方薬を試したこともありました。補中益気湯と、十全大補湯。

これも、ネットではよく一般患者向けに「抗がん剤の副作用の軽減のため」に使われると書いてあります。

これを読んで、どう受け取るでしょうか?西洋医学系の人は言葉通りに受け取るかもしれませんが、私は漢方薬はよく使う方で。「本当は効果があるけど薬事法などのせいで効能が書けないのだろうな」と判断しておりました。

しかし、ここに落とし穴が。もともとあった出血が十全大補湯でひどくなりました。よくよく調べたらホルモン作用のある生薬もあるそうでアメリカでは乳がんにはハーブは使わないとかで…中国ではまた違った薬(天仙液など)があるそうですが、これも乳がんでの有効率はそれほど高くないとかで…。

結局、一時は離れていた西洋医学系の病院でお世話になることに。「モーズ軟膏」というものがあると教えられ、疑り深くなってた私はネットで調べ上げて、モーズ軟膏による治療を受けることに決定、一時期はかなり安定しました。

同時に別の生薬を試すも、こちらはあまり効果なし。どうやら乳がんに届く前に肝臓で分解されてしまう模様。カフェインは分解してくれないのに生薬の有効成分はあっさり分解してくれる私の肝臓。私に似てひねくれ者のようでw

モーズ軟膏受ける前、出血についても調べました。すると、自然派系のサイトでは「悪い血は全部出さないと治らない」等とありましたが、西洋医学の論文では出血性のショックで死亡する乳がん患者もいることを知りました。

いえ、「自然派」系、嫌いではないです。添加物や農薬などの危険性は自然派のサイトでないと載ってないので参考にしたりしてます。それらの「社会毒」をどうやって避けるべきかという具体的な方法は、そういった自然派のサイトや「ハーブでガンの完全治癒」などの書物が役に立ちます。

添加物や農薬などが何故がんを引き起こしてるのかは、解明されつつあります。そのうちブログネタにしようと思ってはいるのですが、なにしろ難しくて。特に乳がんや前立腺がんなどはホルモンが強く影響するので、消化器系のがんとは性質が違うようですし。

また、発がん性のある「放射線」を使った治療は当初は毛嫌いしておりましたが、最近は機械の性能も上がって海外では手術に代わる治療法として使われているようで、これも調べて調べて納得の上で受けました。やけどのような跡はまだありますが、腫瘍マーカーはかなり下がりました。おかげさまでQOLも上がってきています。


というわけで、ネット上の情報は玉石混交、どれを選択するかは個人のリテラシーにかかっています。

「悪い血出さないと乳がんは治らない」「ヨガは乳がんに効果ある」などの明かなニセ情報は出す側に問題があるのですが、何しろ「言論の自由」ってものがありますから。規制は困難でしょう。

それを朽木さんは「罠」と表現しているのかもしれません。

しかし、それを言ったらBuzzFeed Japanだって相当なもんですよ。

HPVワクチン推進記事をやたらと書いてます。ウソばっかりなんでリンクは貼りません。

ヨミドクターとかいう医療系のコラムで、時系列が間違ってるというとんでもない記事を出してさんざん批判されたにも関わらずBuzzFeed Japanに転職、さらにHPVワクチン推進記事をいくつも書いてる人がいますから。

こういうBuzzFeed Japanの記事を読んだ女性が、「子宮頸がんはワクチンで予防できる!受けなきゃ!」とワクチン受けて、もし、副反応被害が出たら?

WHOには全世界からの被害の訴えが届いているそうです。

にも拘らず、ネット上ではHPVワクチン副反応被害を訴えている方々は、匿名の(自称)医療関係者からバッシングを受けています。曰く「反ワクチン」だとか。ワクチンの効果を信じて打った方々なのに。

しかも、HPVワクチン受けたのにも関わらず、子宮頸がんになってる方がいっぱいいます。高橋メアリージュンさんもその一人。

この方は幸い寛解されてお仕事も再開されているようですが、ワクチン副反応被害を受けた上に子宮頸がんになって仕事どころではない方もいらっしゃるようです。

この副反応被害も、脳神経内科の先生方が副反応被害の解明に尽力されてます。そのうち関連が明らかになるかもしれません。


HPVワクチンは子宮頸がん予防には無力です。海外では、接種層に子宮頸がん罹患者が増えているのだそうです。

しかし、HPVワクチン以外の「がん予防のための方法」は、ネットでもテレビでも新聞でも、大手メディアは殆ど扱いません。

何しろ、食品添加物も農薬も洗剤も化粧品も、放射線も電磁波も、さらには医薬品にも発がん性があったりしますので、スポンサーが売ってるそれらのものを避けましょう、なんて記事は出せるわけがない。



だから、「予防」ではなく「早期発見早期治療」を勧めるのです。

こんな状況ですから

ネット上、いやメディア上の「罠」はむしろ、「がんになる前」からあるのです。しっかり認識しておきましょう。

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Sage's Link List

  • がん対策推進基本計画
    厚生労働省が平成24年に発表したもの。これによると、治療せずに様子を見る「経過観察」はしちゃダメ!なのかな?なんで?w
  • 国立がん研究センター
    食事療法については何も載っていません。アルコール摂取を控えましょう、肥満に注意しましょう、ぐらい。

Sage's Music List

  • サラ・ブライトマン: 神々のシンフォニー
    日本盤のみボーナストラック追加。
  • 3/8にリマスター発売。
    Pink Floyd: 狂気
    まさに「狂気の沙汰」ですね。
  • Walk This Way
    RUN D.M.C.:
    エアロスミスとのコラボ。
  • Somewhere I Belong
    LINKIN PARK: METEORA
    あるプログラムでの使用曲。
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